2018年02月15日

足利七福神 その1


前回、「足利学校」に行ったことを
お話しましたが、実はその時
今年2度目の「七福神めぐり」で
足利を訪れていたのです。


こちらはウォーキングで集う
皆さんといっしょに歩く七福神で、
毎年1月に行っているものですよ


今年の七福神は
チョッと遠出して「足利七福神」でした。
足利には来たことがなかったので、
すごく楽しみでした。


まずはコースから。
なんと足利七福神は、
全部を訪問すると
12ヵ所めぐりなんですよね。


1.鑁阿寺(ばんなじ)−大黒天
2.心通院(しんつういん)−寿老人
3.本城(ほんじょう)厳島神社−明石弁天
4.通(とおり)6丁目厳島神社−6丁目長尾弁天
5.長林寺(ちょうりんじ)−福禄寿尊
6.西宮(にしのみや)神社−恵比寿神
7.常念寺(じょうねんじ)−毘沙門天
8.福厳寺(ふくごんじ)−布袋尊
9.徳蔵寺〈徳三地)−大黒天
10.正善寺(しょうぜんじ)−弁財天
11.最勝寺(さいしょうじ)−毘沙門天
12.名草(なぐさ)厳島神社−名草弁天


ねっ、すごいでしょ。でも、
12ヵ所全部をめぐるのは大変ですので、
同じ神様のところは今回行かずに、
7ヵ所限定で巡りましたよ。


1.鑁阿寺(大黒天)−2.心通院(寿老人)−

3.本城厳島神社(明石弁天)−4.長林寺(福禄寿尊)−

5.西宮神社(恵比寿神)−6.常念寺(毘沙門天)−

7.福厳寺(布袋尊)


と、こんな感じです。
足利七福神めぐりは、
昭和17年にまちの繁栄と家運の隆昌、
健康増進を願って始まったそうです。
でも第二次大戦があって、
一時中断されてしまいました。


それが、昭和62年のお正月に
復活したのです。
そんな「足利七福神めぐり」に
いざ、出発!!


足利学校の見学の後に向かったのが
鑁阿寺(ばんなじ)です。
足利学校の裏手にあるお寺です。


鑁阿寺
鑁阿寺 posted by (C)ルンちゃん


1.鑁阿寺(大黒天)
 家富町2220
すごくいい名前の町ですよね。
「家が富む町」だなんて、あやかりたいものです。
こちらにある鑁阿寺(ばんなじ)は、
足利尊氏の父祖の屋敷があった場所だそうです。


鑁阿寺の銀杏
鑁阿寺の銀杏 posted by (C)ルンちゃん


建久7(1196)年に源姓足利氏2代目の
義兼が館の中に持仏堂を建てて、守り本尊の
大日如来を祀ったのが始まりだそうです。
平成25年8月には、本堂が国宝になったとか。


鑁阿寺の大黒天
鑁阿寺の大黒天 posted by (C)ルンちゃん


鎌倉時代の武家の屋敷らしく、
周囲に土塁と堀をめぐらした様子を
今も見ることができます。


こちらでご朱印の色紙を購入して、
捺印をいただきます。ただし「足利七福神」は
お寺・神社に置かれているハンコを
自分で押印していくもののようです。
こちら最初だけはお寺さんで押印して
頂けましたが…


こうして始まった七福神めぐりですが、
この時すでにお昼時でしたので
早々に昼食をとることになりました。
各自お好みのお食事処に入りましたよ


いつもウォーキングの際に
ご一緒させていただいているお二人と
そのご友人、そして私の4人で向かったのは
お蕎麦屋の「めん割烹 なか川」さん。


具だくさんで嬉しい
具だくさんで嬉しい posted by (C)ルンちゃん


そのお店は、相田みつを氏の
ゆかりのお店だそうで、
初代のお女将さんが、
無名時代の相田みつを氏を支援して、
作品を買ってあげていたそうで、
今も相田みつを氏の作品が
多数飾られていました。


お団子いっぱい
お団子いっぱい posted by (C)ルンちゃん


お蕎麦も具沢山で、とても美味しかったです。
それでもお蕎麦だけでは物足りなかったので、
デザートもしっかりいただきました。
お腹も満たされ、午後の歩きの再開です


2.心通院(寿老人)
 本城1丁目1742

永禄9(1566)年に足利長尾の五代政長が
両親の菩提を弔うために作ったお寺です。
西宮町長林寺の七世学英宗益大和尚を
開山として創建されました。


心通院
心通院 posted by (C)ルンちゃん


己を無にして他のためにつくす「他利行」
を教えとしているそうです。
安産子育て、ぼけ除けの延命地蔵尊が
祀られています。


心通院の山門
心通院の山門 posted by (C)ルンちゃん


3.本城厳島神社(明石弁天)
 本城2丁目1805
寛政5(1793)年に建立されたお寺で、
江戸時代は明石弁天祀といわれていました。


なで弁天
なで弁天 posted by (C)ルンちゃん


こちらには弁天様がたくさんいらっしゃいました。
お堂の外にはこちらの「なで弁天」
御手をなでると心身が癒されるそうです。
お堂にも数体の弁天様が。


本城厳島神社
本城厳島神社 posted by (C)ルンちゃん


そしてこちらの凄いのが、
美人証明書を発行する
日本で唯一の神社だそうですよ。
私も貰っておこうかな…とも思いましたが、
証明書がなくても大丈夫なので(なにが?
あえて貰いませんでした


美人証明書を発行してくれる神社
美人証明書を発行してくれる神社 posted by (C)ルンちゃん


こちらでは
お振る舞の甘酒をいただきました。
とても美味しかったです

つづく

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posted by ルンちゃん at 23:56| Comment(0) | 足利(2018) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

足利学校と特別展示のお知らせ

先日、栃木県足利市にある
足利学校に行ってきました。


学校の文字のある門
学校の文字のある門 posted by (C)ルンちゃん


足利学校とは「日本最古の学校」といわれる
国の指定史跡であり、「日本遺産」にも
認定されている史跡です。


ちなみに「日本遺産」とは、日本の歴史や
文化に大きな影響を残しているものを
ストーリーとして活用することを目的に
文化庁が認めた制度だそうです。


近世の日本を支えた学校の代表として、
旧弘道館(茨城県水戸市)、
旧閑谷学校(岡山県備前市)、
咸宜園跡(大分県日田市)と共に
近世の教育遺産として評価されました。


そして今、世界遺産の認定に向けて
準備中だそうですよ。


方丈
方丈 posted by (C)ルンちゃん


教科書にも登場する「足利学校」ですが、
その創建については、奈良時代とも
平安時代とも鎌倉時代ともいわれ、
実のところ、はっきりしたことは
わかっていません。


明らかなところですと、
室町時代に関東管領だった上杉憲実公が
学則や痒主(今でいう学長)を定めて、
本を寄進したという記録は残っています。


そこに僧侶や武将の子弟などが集まって、
儒学を中心に勉強していたようです。


不断梅
不断梅 posted by (C)ルンちゃん


足利学校で学んだ人は、それは
沢山の方々がいらっしゃったそうです。
例えば、徳川家にも深く関わっていた
天海上人も4年間くらいこちらにいたそうです。


幕末・明治の頃にこちらを訪れた人では
吉田松陰や高杉晋作がいます。
松陰先生は会津の日新館にも
足を運んでいますから、
こちらに来たのも、うなずけますよね。


明治5年に、足利学校は
その役割を終えましたが、
それ以降も大隈重信や徳富蘇峰、
渋沢栄一、黒田清輝、井上馨など、
歴史書に登場する人物たちが多数
こちらを訪れています。


さて現在の足利学校は、
約5000坪の敷地の中に
江戸時代からあった入徳門、学校門、
杏壇門、孔子廟などがあります。その他に、
平成2(1990)年に復元した、
方丈、庫裡、書院、衆寮などもありますよ。


方丈からの庭の様子
方丈からの庭の様子 posted by (C)ルンちゃん


方丈のお屋敷の縁側に座って
お庭を眺めていると、
小春日和の陽射しが気持ちよくて、
ずっとそこに座っていたい気分になりますよ。


ここで、ずーっと読書をしていたら、
どんなに気持良いでしょうね。


方丈の様子
方丈の様子 posted by (C)ルンちゃん


ちなみに、足利学校は
「自学自習の場」だったそうで、
「卒業式」みたいなものはなかったそうです。
自分自身で納得したら卒業、
みたいな感じですね。


それは現代の「生涯学習」の教えにも似て、
それに共感している私としては、
「足利学校」を訪問見学できたことに
とても満足できました。


中庸の説明
中庸の説明 posted by (C)ルンちゃん


宥座之器(ゆうざのき)
上の写真が宥座之器というものです。
孔子が「満ちて覆(くつがえ)らないものはない」
ということを、この器で実験して弟子たちに
教えたというものです。


宥座之器は、中身が空っぽの時には
器は傾いているのです。でも程ほどに
中に水を入れると傾きは解消されます。
また、それ以上に入れると
水はひっくり返ってしまうという器です。


これは「中庸」の教えだそうです。
「中庸」は、簡単に言ってしまえば
どちらにも偏らずという意味です。
「程よい」といった方がいいでしょうか。


あっ、そうそう。
足利学校では、この2月に江戸時代の刀工、
加州清光(かしゅうきよみつ)、
大和守安定(やまとのかみやすさだ)、
源景国(みなもとのかげくに)
の作による刀を特別展示するそうです


加州清光と大和守安定は、
新選組の沖田総司が持っていた刀
とかいわれていますよね。


大和守安定は他にも、
前回ご紹介した伊庭八郎や、
新選組の大石鍬次郎も
持っていたといわれる刀です。


その加州清光と大和守安定と、源景国が
持ち主さんのご好意で展示されるそうです。
もちろん沖田総司本人の刀ではありませんが、
同じ刀鍛冶の打った刀剣ですので、
とても興味はありますよね


この展示のニュースを知ったのが
足利学校に行く前のことでしたので、
「やった〜、一緒にこれも見られる!」
と喜んだのも つかの間。


展示は2月とのことがわかり、
とてもがっかりしたのでした。
足利学校で心残りだったのが、唯一
この刀の見学ができなかったことです。
ああ、2月もまた足利に行こうかな〜。


あなたも、もし見てみたいと思ったなら、
足利学校まで足を運んでみて下さいね


刀剣の特別展示期間 
平成30年2月2日〜25日



足利市の節分行事の「鎧(よろい)年越」に
あわせて開かれる、観光イベント「足利冬物語」の
連携事業だそうです。


この企画にちなんで、周辺のお店では
いろいろと盛り上げるようなことも
行うようですよ。
そちらもチェックしてみて下さいね。

⇒ 足利学校HP

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posted by ルンちゃん at 23:40| Comment(0) | 新選組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする