今月で「土方歳三資料館」が
長期休業となりますね。
その前にもう一度、
資料館に行ってこようと、
11月6日(日)の午後に
訪れてみましたよ。
午後2時前に到着したところ、
予想通りの長蛇の人の列。
資料館からず〜っと敷地をぐるりと
囲むようにしながら、
大通りまで人が並んでいます。
でも5月に来た時よりは、
若干少なかったかな。
(時間によってもかわるのかも)
空は晴天。トンビが頭上を
輪を描いて飛んでいます。
寒くも暑くもなく、
ちょうどよい気温の中、
資料館ができた頃や、
その前の歳三さんが育った
生家跡のことなど思い出しながら、
列にいました。
1時間半位は並んでいましたが、
その最中も、私は楽しく過ごしていました。
それは周りの様子を、見聞きしていたから。
例えば、途中やってきた親子連れの車から
「新政府軍が…」などと、ビデオかなんかの
音が聞こえてきたり…
また他の親子連れのお子さんたちが
新選組のことを詳しく話しているのを
聞いていたり…
それは、土方歳三資料館近くだから
聞けたこと。街中で新選組の話を
普通にしているなんて、ほとんど
ありませんからね。
こういう場所だからこそ聞ける。
こうやって親から子へと
新選組が受け継がれていくんですね。
それが今後の新選組の行く末や、
新選組研究につながっていくわけです。
それがとてもうれしいです。
さて資料館内では、
最初に館長さんのお話がありました。
館に入るまで並ばせてしまったお詫びと、
これからしばらく館がお休みになることなど
説明されていました。お話が終わると共に
館内に拍手が巻き起こったのは
チョッと感動ものだったかな。
そして、その後は各自で見学です。
目に焼き付けるように、
展示物を隅々まで見て回りました。
その中でも、私がじっくり見たのは、
和泉守兼定の拵え(この日は拵えのみの展示)
それから、中里介山先生の描いた近藤勇像です。
過去記事 ⇒ 介山の描く近藤勇
さて、展示についてはここまでです。
でも実はもうひとつ、気になっていたことが
私にはありました。
それは昔、函館で出会った
「ヒジカタ君」のこと。
最近、箱館以外でも
京都や会津などにも出没しているらしい。
しかも5月にも、私は「土方資料館」で
彼に会っている。その時はチラリと
見ただけだったので、今回は
じっくり会いたいと思っていました。
それで念願かなって、
「ヒジカタ君」の写真を撮ることが
できました。
こんな風に「土方歳三資料館」で過ごした
半日でしたが、来てよかったです。
これでしばらくは、兼定も
介山先生の近藤勇像も
お目にかかることができませんが、
またの復活を楽しみに、これからも
新選組活動をしていきたいと思います。
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