2007年05月01日

日野宿本陣

多摩の史跡案内 〜その11〜

   日野宿本陣


幕末の頃、日野宿で名主をしていた
佐藤彦五郎の屋敷です。


1849(嘉永2)年 日野宿で大火があり、
その時母屋が全焼してしまいました。


その後10年を費やして再築の準備をし、
1864(元治元)年12月に完成したのが
今の日野宿本陣です。


この屋敷は佐藤家の住居でもありましたが、
こちらで名主としての業務も行っていました。
また現在の門の脇、駐車場の辺りには
近藤・土方たちが稽古していた 
天然理心流の道場もあったといわれていますが
大正15年の火災で類焼し、現在は残っていません。


屋敷内は10年かけて準備をした
というだけあって、柱やはりなど 
立派な築材が使用されているのを見ることができます。
また各部屋の細工も繊細で、彦五郎のこだわりが感じられ、
見ていて飽きることがありません。


式台を上がった10帖の間は
「土方歳三が昼寝をした場所」

だといわれています。
またその右手奥の6帖間は 市村鉄之助が佐藤家で
2年間匿われた際に使用した部屋。



庭側の8帖間の天井は 
大石鍬次郎が大工として手を加えた
といわれ、
新選組ファンにとっては 興味の尽きないところです。


当時あった「上段の間」と「続きの間」は
彦五郎の四男彦吉の養子先である有山家に移築され
今は見ることができませんが、
新選組に深く関わりのあるこの屋敷は
彼らを肌で感じることのできる 
数少ない空間となっています。


日野宿本陣
住所 日野市日野本町2−15−9

交通 JR「日野駅」より徒歩13分
   またはモノレール「甲州街道駅」より徒歩15分

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posted by ルンちゃん at 11:21| Comment(2) | TrackBack(0) | ・多摩の史跡案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TITLE: 日野宿本陣
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こんにちは 日野宿本陣 本当に見ていて飽きないですよね。ルンちゃんが取りあげたところ以外にも襖の内張に昔の手紙等が使われていて何が書いてあるのかな?とか、もしかしたら なんて考えるとワクワクします。また柱の上の金属の飾り?と言うか コウモリと確かもう一種類ありましたが コウモリは火事から家を守るとか???何か意味があったのかな?とか見れば見るほど興味が尽きないです。それと道場 確か今の川崎街道入り口交差点あたりまであったんですよね。うろ覚えなんで間違ってたらすみません。でもそうだったらかなり大きなものですよね。
Posted by 元日野市民 at 2007年05月02日 06:37
TITLE: こんばんは〜^^ 
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襖の内側 やっぱり気になりますよね♪
でも今はあの場所にないのです。どこへもっていっちゃったのやら。ガイドの人に聞いてもわからなかったし。。。
コウモリは確か中国あたりの縁起ものだそうですよ^^ ウサギは子孫繁栄かな?
私もあの細工は好きです。型を取ってブローチにしておみやげで売ってくれれば買うのですけど〜(笑)
Posted by ルンちゃん at 2007年05月02日 20:48
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