2007年06月29日

撥雲館


多摩の史跡案内 〜その13〜

      撥雲館(近藤道場)


撥雲館
近藤勇の生家跡(現近藤神社)の道を隔てた
向かいにあります。


天然理心流四代目・近藤勇の亡き後、
勇の娘・瓊子の婿養子となり、
近藤家と天然理心流五代目を継いだ
近藤勇五郎の道場です。


勇五郎は、
勇の甥(勇の長兄の次男)でもありました。


1876(明治9)年
敷地内の納屋を改造し道場としたのが始まりです。



「撥雲館」の「撥」の字には
「取り除く」という意味があり、
「暗雲を取り除く」という由来で、
山岡鉄舟が命名したといわれています。


当時は山岡鉄舟揮毛の看板もあったそうですが、
いつの間にか誰かが持ち去ってしまったそうです。


勇五郎の弟子は多摩地域に
約3000人いたともいわれ、
八代目加藤伊助先生も10歳から21歳まで、
この道場で勇五郎先生に
稽古をつけてもらったそうです。
(加藤先生はルンちゃんのお師匠様^^)


現在の建物は1932(昭和7)年に
立て替えられたものです。
道場が手狭になってしまったので
門下生の協力で改築されました。


その後調布飛行場建設の際も
取り壊しを惜しんだ門下生たちが
別の場所へ移築し、戦後になって
今の場所に再移築したという経緯があります。


加藤先生師範の頃(昭和50年代)は、
正月明けに、まめ剣士(子供たち)が集まり、
寒稽古をつけていたものですが、
諸事情により閉鎖され、
今は全く使われていません。


個人宅なので非公開となっていますが、
道路側から外観を眺めることはでき、
当時を偲ぶことができます。


撥雲館
撥雲館を訪れると 
ちょっと懐かしい気持ちになるルンちゃんです^^

        
撥雲館の看板
 
参考/調布市案内看板
撥雲館(近藤道場)
住所 調布市野水1−7
交通 「調布駅北口」より「武蔵小金井駅北口」行きバス
   「公会堂」下車 徒歩8分

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posted by ルンちゃん at 14:12| Comment(3) | TrackBack(0) | ・多摩の史跡案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TITLE: 理心流!?
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ルンちゃんさんは理心流をされているんですか!?
すごい!!
理心流を始めてみたとき、こんなに敵をとにかく倒す事を考えてるのか!と感動したのを覚えています(笑)
住んでるところが東京だったらなぁ。
絶対習いに行くのにな。
おっと今は静養静養。。。励ましありがとうございました!
Posted by 味のり at 2007年06月30日 00:20
TITLE: はやくよくなってネ!
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味のりさん こんにちは

子供の頃「天然理心流」の道場に通っていました。
でも理心流は伝授されていませんよ^^;
詳細は過去記事→「天然理心流のこと」ご参照下さい

無理はしないで、はなくよくなってくださいね(^^)
Posted by ルンちゃん at 2007年06月30日 14:27
TITLE: 撥雲館
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ずっと以前はじめて東京都民になった頃に調布の新選組史跡巡りをした時に見に行きました。もちろん中に入ったりとかは出来ないのでしてません。がその時に撮った写真もでて来て懐かしい思いになりました。別の史跡巡りでは他の道場跡もいくつか回りました。
他の流派はわかりませんが天然理心流は間違いなく現在生きています。自分は以前の日野新選組フェスタ以来実演は見てませんが機会があれば見たいですね。
某ワイドショーレポーターは幕末とか新選組が好きで小島資料館での演武等を見たりしたそうです。
天然理心流は歴史読本等新選組や歴史関係の本はもちろん秘伝と言うスポーツとしての武道の本にも時々取りあげられてるみたいです。
Posted by 元日野市民 at 2007年07月02日 20:32
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