2008年10月11日

近藤勇が松本良順を訪ねた日


今日は10月11日
恒例の、新選組版「今日は何の日?」です。


池田屋事件、禁門の変などの経験から
「兵は東国に限る」
と考えはじめた近藤勇。


その隊士募集を江戸で行うため、
近藤は数名の隊士を連れて、京を離れます。
ちなみに、東帰のメンバーは
近藤勇、永倉新八、武田観柳斎、尾形俊太郎です。


1864(元治元)年9月9日、
江戸に無事到着した近藤らは
目的遂行のため、そつなく活動しました。


その合間、近藤は松本良順宅を訪ねます。

松本良順
は医師であり、西洋医学所頭取でもあり、
後に新選組に、大いなる理解と親交を示す人物ではありますが、
このときの二人は初対面。


それは、1864(元治元)年10月11日のことでした。


名刺を近藤から渡された家人や門人たちは、
恐ろしい浪人が良順を斬りにやってきたと
右往左往する始末。


しかし、良順は家人らに
「世間では近藤勇を乱暴者のように言っているが、
彼らのすることは大概は道理に適っていることだ」

と言って、臆することなく近藤の前に現れたのです。


さて、この日の近藤勇の用件はというと、


西洋かぶれの良順を斬る!



というつもりは毛頭なく^^;
諸外国や西洋事情について
良順に教えを乞いたいというものでした。


近藤らの江戸行きの目的のひとつは
先ほどの話の通り、隊士募集ではありましたが、
真の目的は、老中 松平伊豆守崇広邸に赴き、
将軍上洛を要請する建白書を提出すること
だったのです。



「長州征伐のために3度目の将軍上洛を実現すべき」
と考えていた近藤は、自分なりにいろいろ見聞きし
幾多の疑問を抱えていたのかもしれません。


そんなこともあって、西洋にも通じる良順に
世界の情勢なども聞いておきたかったのでしょう。


松本良順は、この無骨者にも誠実に接し、
外国の学問や軍隊などの水準の高さを示し、
「虚心を保って天下の大勢に注目し、大いに思慮すべき」

と説いたのです。


良順の話を聞いた近藤は
「長年の疑惑が氷解した」と大いに感激し、
今後も教えを乞いたいと上機嫌で
帰っていったのでした。


このことがきっかけで二人の親交が始まり、
以後、長期に亘って良順は、
新選組の良き理解者として、
彼らを支え続けていくのです。

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posted by ルンちゃん at 10:53| Comment(2) | ・新選組「今日は何の日」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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はじめまして。リンクスと申します。いつも楽しく拝見させて頂いております。私もブログのほうで、歴史ゲームというジャンルのボードゲームを製作させていただいているのですが、最近新撰組をテーマにしたゲームを作っておりますので、ぜひ相互リンクさせてていただけたら幸いです。

ぜひともよろしくお願いします。
Posted by リンクス at 2008年10月12日 20:25
TITLE: はじめまして
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リンクスさん はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。

新選組のゲームを作っていらっしゃるのですか。
それはすごいですね。
ブログにお邪魔して制作のお話など拝見したいです。

リンク貼りは完了しています。
これからもよろしくお願いしますね。
Posted by ルンちゃん at 2008年10月14日 10:44
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