2011年09月03日

日米和親条約締結の地

8月末に出かけた、横浜史跡めぐりの2回目です。

前回の「生麦事件編」はお楽しみ頂けましたか?

過去記事 ⇒ 生麦事件の全容をみた!

さて お次は「開国編」ですよ〜。


生麦事件の足跡を追って本覚寺へまで行った後、
神奈川駅まで戻って、横浜駅へと向かいます。
そこからJR線で関内へ。


横浜スタジアムは横浜公園内にありますが、
その公園のひと隅に、石灯籠がありました。
これは岩亀楼の石灯籠というものです。

岩亀楼の石灯籠
岩亀楼の石灯籠 posted by (C)ルンちゃん


幕末の頃、この辺一帯は入海でしたが、
その後埋め立てられ、
岩亀楼などが開業し国際社交場として
賑わいました。でもその後、
慶応2年に大火があり一帯が焼失し、
岩亀楼も移転します。


焼失跡地は外人たちの要望もあって、
日本初の洋式公園になりました。
その公園が今の横浜公園なんですね。
岩亀楼はその後、他の地に転々とし最後は廃業します。


この地には大火の焼失で
当時を偲ぶものはありませんが、
この石灯籠だけが元の土地へと戻り
当時の名残となっていますよ。


横浜公園から海に向かって歩きます。
するとステキな洋館が見えてきます。
ここが横浜市開港記念会館です。
1917年に市民の公会堂のために建てられました。

ジャックの塔
ジャックの塔 posted by (C)ルンちゃん
「ジャックの塔」という愛称で呼ばれているのが
 横浜市開港記念会館です^^



前に私は来たことがあったのですが、
こちらは初めてのKちゃんのリクエストで訪れました。
でも時間があまりなかったので、
ステンドグラスをメーンに見学しました。


ちなみにこの建物は、
「ジャックの塔」とも呼ばれていて、
「横浜三塔」のひとつとなっています。


三塔は古くから横浜に入港する船が、
目印としていた三つの塔のことです。
他に、クイーンの塔(横浜税関)・
キングの塔(神奈川県庁)があり、
どれも独特の雰囲気を持っています。

クイーンの塔
クイーンの塔 posted by (C)ルンちゃん
横浜税関のことですよ^^



最近では
この三塔が同時に見える場所(三箇所)をすべて巡ると、
願いが叶うという「都市伝説」があるらしいです。
それを「横浜三塔物語」というらしい…


今回は行きませんでしたが次回の史跡めぐりでは、
ぜひ三箇所めぐって願いを叶えてみたいです♪


キングの塔を抜け、
クイーンの塔を左手に見ながら、道を右折すると、
横浜開港資料館が見えてきます。


横浜開港資料館



ここはペリーが上陸したといわれている場所です。
ペリーが二度目に来航したとき、応接所を設置し、
1ヶ月ほど協議をして日米和親条約を結びました。
上陸の証拠がこちらの木。


玉楠(タマクス)の木
玉楠(タマクス)の木 posted by (C)ルンちゃん


これは玉楠(タマクス)の木といって、
もともと開港前から
横浜村の鎮守の木として立っていました。


教科書などで見たことがあるかと思いますけど、
有名な「ペリー提督横浜上陸の図」の中で、
ペリーが500人の武装水兵を従えて上陸している
その右端に描かれている木ということで
歴史的に超有名な木なんですよね。

参考 ⇒ ペリー提督上陸の石版画
     (タイムスリップよこはまHP)


でも当時あった木は横浜大火や関東大震災の火事で
焼けてしまったそうなんです。
でも焼かれた木の根元から新しい木が芽生え、
それがこんな大樹になって
今もスクスク成長しているのです。
植物のパワーはスゴイですよね!


横浜開港資料館は旧館と新館があり、
旧館は昭和初期の建物ですが、
旧英国総領事館だったものです。


新館の方では展示室や資料室もあり、
開国や横浜について知ることができますよ。
展示室1ではペリー関連の史料があります。


ペリーの絵や写真はよく知っているものもありますが、
それ以外にも開港時の横浜写真や錦絵など
いろいろ見ることができて
興味は尽きません。


二階の展示室2では
「庶民の暮らしや風景」や「横浜ものはじめ」
「外国との交流」について知ることができます。


他にも年4回の企画展示を行っていて、今回は
横浜に住む写真家・広瀬始親氏の撮った写真が
展示されていました。


「広瀬始親写真展 横浜ノスタルジア・
      特別篇〜昭和30年頃の街角」



昭和の頃の写真など、見に来た方達は
自身の当時を振り返って、
懐かしくご覧になっていましたよ。

日米和親条約締結の地碑
日米和親条約締結の地碑 posted by (C)ルンちゃん


横浜開港資料館の隣には開港広場があって、
日米和親条約締結の地碑が立っています。
ここから明治維新への
カウントダウンが始まるのです。
幕末の動乱もここから始まるわけですね。


というわけで幕末の始まりともいえる
横浜の史跡めぐり「開国編」でした。


予定していた場所は他にもありましたが、
見るものが多いので、
やはり時間がありませんでしたね。
横浜の史跡はホント多いです。


でもこんな風にテーマを決めて歩いてみると
当時について理解することができますよ。
新たな発見もあって、
ますます歴史の深みにはまっていく。
こうなるともう抜けだせませんね〜^^;


そんな世界にはまりたい
(=楽しみたい)というなら、
あなたも史跡めぐりに
出かけてみて下さいね


ところで…
横浜史跡めぐり「開国編」は終わりましたけど、
新選組好きの二人が これで終わるか
と思ったら大まちがいです。


実はまだ史跡めぐりは続くんだな〜。
次回はおまけのコーナー。
いえいえ、
じつはこれがメーンだったりして… 

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posted by ルンちゃん at 23:49| Comment(2) | ★横浜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TITLE: おもしろい^^
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もしかしたら10月あたりに横浜に行くかもしれないので、これは要チェックですね!
特に目標が決まってなかったのでこれはありがたい情報です。
ちなみにリチャードソンを切った人のお墓は鹿児島にありますよ(^^)
Posted by 味のり at 2011年09月06日 12:14
TITLE: お役立て下さい^^
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味のりさん、こんばんは。

横浜にいらっしゃるのですか?
生麦事件、薩摩のご当地の史跡めぐり繋がりで
調べてみるのも面白いですね。
どうぞお役立て下さいね。
Posted by ルンちゃん at 2011年09月08日 22:50
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