2016年07月10日

猿橋に行きました


猿橋(さるはし)は甲陽鎮撫隊が通った場所です。
近藤さんらが甲州から江戸へ戻ろうとした時、
敵の追ってくるのを少しでも遅らせようとして、
この橋を落とそうという話が持ち上がりました。


その時、日野の名主で土方歳三さんの義兄であり、
いとこでもある佐藤彦五郎さんが、
「近隣の人々が橋がないと不便になる
 迷惑なことだから、それはダメだ」
と言って、壊すのを止めさせたそうです。


猿橋
猿橋 posted by (C)ルンちゃん
橋の上は普通です


そのおかげで、今でも
この奇橋を見る事ができます
(ありがとうございます、彦五郎さん)


この橋は「三大奇橋」と
呼ばれるもののひとつです。
構造上めずらしい橋なんだそう。
谷が深くて橋脚が建てられなかった為、
両岸から張り出した四層のはね木を組んで
橋を支えているそうです。


横からみると
その様子がわかりますね。
猿橋 側面
猿橋 側面 posted by (C)ルンちゃん
こんな感じです。


ちなみに三大奇橋の他の二つは、
山口県岩国川の錦帯(きんたい)橋と
富山県黒部川の愛本(あいもと)橋だそうです。
(他の説もあり)


猿橋は、安藤広重の「甲陽猿橋之図」や、
十返舎一九の「諸国道中金之草鞋」などにも
見られる昔から有名な橋なんですね。
今、私が読んでいる「大菩薩峠」の3巻にも
出てきます。


この橋の横には、
大黒屋というお店があるんですよね。
猿橋に来た時には、いつも立ち寄る所です。


ここは、その昔は宿屋だったそうで、
国定忠治が定宿にしていたらしいですよ。


お店には、そんな国定忠治にちなんで
「国定忠治そば」というのがありました。
本日はそちらを注文してみましたよ。


国定忠治そば
国定忠治そば posted by (C)ルンちゃん


「馬肉の竜田揚げと蕎麦」の組み合せです。
馬肉の竜田揚げは初めて食べましたが、
あっさりした感じで、なかなか美味しいです。


馬肉の竜田揚げ
馬肉の竜田揚げ posted by (C)ルンちゃん


他に「三種類のうるか」が楽しめる品が
ありましたので、そちらも別に注文しました。
これはお酒を飲む人にはいいですね。
「うるか」とは鮎の内臓の入った塩辛です。


好みがあるので、
万民にお勧めはできませんが、
私は「酒のさかな」が好きなので注文。
(でもお酒は飲まなかったけど)


三種うるか
三種うるか posted by (C)ルンちゃん


いろいろな味が楽しめてお得な気分。
うるかには鮎の内臓のみで作る「苦うるか」や、
内臓にほぐした身を混ぜる「身うるか」、
内臓に細切りした身を混ぜる「切りうるか」、
卵巣(卵)のみの「子うるか」、
精巣(白子)のみの「白うるか」などが
あるそうです。


お皿には「苦うるか」と
「身うるか」と「子うるか」かな?
その3種類がのっているようでした。
でもやはり、いつも食べ慣れている
「苦うるか」が私の一番の好みでしたね


橋の下ではボート乗り場もあるようですが、
この日はめずらしい物を味わっただけで、
済ませました。


しばらくぶりで猿橋にきましたが、
いつもは他も寄ってくるので
遠く感じていましたが、直で来たら
思っていたよりは遠くなかったので、
また来ようと思います

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posted by ルンちゃん at 21:22| Comment(2) | ◇史跡めぐり(日帰り) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『大菩薩峠』に出てくる「鳥沢の粂」という人が猿橋の国定忠治伝説の基になった人です。粂は実在の人で、晩年信州松本で旅籠屋を開いてそこで亡くなりました。
粂の伝説を聞いた講談師が大正時代にその逸話を国定忠治に課して作品に仕上げたため、今では猿橋と忠次という関係が出来たんです。
ただこれは大黒屋さんでは口にすることの出来ない話ですな。
Posted by 原坊 at 2017年02月07日 22:47
原坊さん、情報ありがとうございます。
そういうことだったんですね。

「大菩薩峠」の猿橋周辺の話は、私も気になる部分があるので、
また読み返したいと思っています。
その時に「鳥沢の粂」についても読んでみますね。
Posted by ルンちゃん at 2017年02月09日 10:22
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