2016年11月13日

江戸の芝エビ


今回は久しぶりに『新板大江戸名物双六』のお話です。
『新板大江戸名物双六』の5コマ目は
芝えびです。


あなたが「エビ」といって
思い浮かべるのは、何エビでしょう?


私だったら真っ先に「伊勢エビ」ですね。
それから「車エビ」と、
沖縄で食べた「セミエビ」かな
他には「桜エビ」などが思い浮かびます。


でも「芝えび」という名は、
失礼ながら知りませんでした^^;


「芝えび」は、クルマエビ科に属する
食用のエビの一種です。
クルマエビよりは、小さいサイズです。


色は白っぽい感じですが、
全体に薄い黒の斑点が散らばっています。
そしてやたら長いひげが特徴です。
画像参考 ⇒ 市場 魚介類図鑑 


現在は新潟県や西日本、東アジアの沿岸で
収獲されるようですが、実は江戸時代の頃には
江戸湾の芝浦でたくさん獲れたそうなんです。


だから名前も「芝浦」の芝から取って
「芝エビ」と呼ばれるようになったみたいです。


当時の芝浦は漁村として栄えていました。
その特産品として広く出回っていたのが、
この芝エビなんですね。


でも時代と共に芝浦は埋立てられ、
また他の魚類同様、
東京湾の水質汚染などにより、
昭和の時代には殆ど芝エビの収穫が
なくなってしまいました。そして産地は、
西日本へと移ってしまったのでした。


ところで、昔から「江戸の三昧」と
呼ばれるものがあります。


それは「そば・すし・てんぷら」のことなんです。
その中のひとつ、「てんぶら」の食材として、
この芝エビが利用されていたのです。


芝エビは茹でると多少水っぽくなるみたいですが、
てんぷらにすると美味しいらしいです。


「芝エビのてんぷら」
私は食べたことがありません。(たぶん)
なので、いつか食べてみたいです

※『新板大江戸名物双六』の絵は
  国立国会図書館デジタルコレクションで見られます。
  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1310566

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posted by ルンちゃん at 22:56| Comment(0) | ・新板大江戸名物双六 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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