新選組通ならばもちろん、
「ああ、あの人達ね」って、
思い当たることでしょう。
チョッと新選組に詳しくなり始めた人でも、
インパクトが強いですから、
ご存知かもしれませんね。
でも一応、まだ知らない方のために
彼らのことを簡単に説明しておきますと…
子母沢寛著の「新選組物語」によれば、
壬生浪士組時代に「美男五人衆」と呼ばれていた
美少年隊士達がいたそうです。
その美少年とは、山野八十八(やそはち)、馬越三郎、
佐々木愛次郎、楠小十郎、馬詰柳太郎の5人。
彼らにはそれぞれエピソードがあって、
どの話も とても印象的なんですよね。
新選組のテレビドラマでは、彼らのエピソードのいくつかが、
本筋のお話に添えられる形で登場することがありました。
でもそれらが単独で取り上げられることは
今までなっかたんですよね。
ところが、彼らをモチーフにしたコミックが
最近になって登場したんですよ。
新選組美男五人衆 (フラワーCアルファ) (コミックス) / かれん/著
かれん先生といえば、「歳三 梅いちりん」の作者さん。
「歳三 梅いちりん」は、こちらでも紹介させていただきました。
それは歳三の吉原田圃の喧嘩話を、
かれん風にアレンジした物で、それまで誰も
コミックの題材にはしなかった話でした。
ですから、読んだとき、とても斬新に感じたものですよ。
今回の作品も、
みんなが知っているのに取り上げなかった
「美男五人衆」を題材にして、
物語が展開されているんですよね。
物語では山野八十八を主人公として、
「美男五人衆」の様子が描かれています。
ここでの八十八は、ただ顔がいいだけじゃなく、
武術にも優れているし、判断力もあるし、
土方や沖田らにも一目おかれている存在です。
とてもカッコいいですよ。
そして登場キャラも、
「歳三梅いちりん」でも登場していた土方さんや、
お梅さん、芹沢鴨、平山五郎らが登場しています。
また「美男五人衆」のお話なので、
1巻から衆道の話らしきものも出てきていますよ。
(どんな風かは、読んだときのお楽しみ^^)
彼らのエピソードの中には悲しい結末もありますが、
今のところは、まだ登場していません。
でもそこは かれん先生の作品ですから、
悲しい部分は悲しいながらも、コミカルな部分では
とても楽しく描いてくださるものと思っていますので、
次巻も楽しみにしています。
まだ当分、2巻は出ないかもしれませんが、
長く物語が続くように(楽しみが続くように)と
願っています


新選組美男五人衆 (フラワーCアルファ)
かれん/著
表紙はもちろん五人衆^^
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