2012年01月12日

歳三登場の松本漫画を読んだところ…


「キャプテンハーロック」や
「銀河鉄道999」などの
作品でお馴染みの松本零士先生。
松本先生といえばやっぱり
SFものの作品が、まず目に浮かびます。


でも松本先生の作品の中には、
実は土方歳三(=新選組)が登場する
幕末ものの本もあるんですよ。
知っていましたか? 
(「男おいどん」もあるけど^^;)


その名は
陽炎の紋章(かげろうのもんしょう)」
です。
    

ただしこの本、すでに絶版のために
入手するのが困難なんですよね。
私も読んだことがありませんでしたし、
ずっと探していました。


ところが最近、偶然にも
ネットオークションで本を見つけ、入札。
そして、待ちに待った本を
入手することができたのです(^^♪


1週間経たないうちに手元に到着!
さっそく読んでみましたよ。


まずこの作品の主人公は、土方歳三
といいたいところですが、
そうじゃなくて
武器商人で名高いスネル兄弟です。


そのうちの1人である
エドワード・スネル(一応)なんですね。
エドワードはプロシア人なのに、
日本のサムライに共感し
自身も武士らしく
ふるまおうとしています。


そんなエドワードの
生き様を描いているのが、
この本「陽炎の紋章」です。


そこでどうやって
土方歳三が絡んでくるかといえば、
武器商人であるエドワード・スネルの
お客として登場するのです。
土方はエドワードに好感を持ち、
刀すら進呈します。


また土方はエドワードから
異国人を託され、
彼を新選組隊士として
自分の身辺に置きます。


最初に見たとき1巻の副題には
「新選組の影」とあったので、
てっきり1巻のみの新選組登場かと
思っていましたけど、
その後も新選組の出番は多いですよ。


武器商人の話なので、色々な武器の話が
所々に登場するのも特徴ですね。


2巻は「晋作の時代」で、
もちろん高杉晋作のことですが、
彼もまた1巻から登場しています。
そして3巻「闇の匠」


今にも戦争になるという一触即発の時代に、
エドワードは刀を持って京都を徘徊します。
そして…


3巻で完結だと思っていたんですが、
まだ続いていました。
4巻ではいよいよ戦争が勃発するようですが、
実は私、4巻は手に入れていません。
全3巻だと思っていたもので…^^;


しかも4巻で完結なのかな?
と思っていたところ、
調べてみたらそうでもないみたいです。
つまり未完。
エドワード・スネル(一応)には
秘密があるようだし
どうなるのか知りたいな〜。


2年前の佐藤彦五郎忌で、
松本先生にお目にかかった時、
新選組を描きたいとのお話もありましたので、
是非この物語の続きも描いて欲しいです。


ああ、その前に4巻を手に入れないと〜。
3巻入手まで、ずいぶん
時間がかかっちゃったしねぇ。
いつになったら、手に入ることやら…


3冊同様、気長に機会を
待とうと思います。

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posted by ルンちゃん at 23:36| Comment(8) | 新選組のコミック本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

沖田総司の、あの顔は…


テレビドラマの「JIN −仁−」が終わって、
数ヶ月が経ちましたね。


「ドラマが終わるまでは原作は読まない」
と決めていましたが、終わってから
「やっぱり原作が読みたい」
という衝動にかられ、けっきょく
全巻そろえて読んでしまいました^^;

JIN −仁− 文庫版全13巻
村上もとか作/集英社文庫



最初の単行本ですと
全20巻もあるようですが、
今は文庫本(全13巻)でも出ているので、
お手軽です^^
私は文庫で読んでみましたよ。


物語の最初は、ドラマと同じ。
現代の脳外科医がタイムスリップして
幕末の江戸にやってきます。


手術の各シーンは、
ドラマよりもリアルですね。
また、史実もしっかり描かれています。
それは作者のこだわりでもあるようです。


この物語を描くにあたっては、
時代考証や医療について、
しっかり描く必要性があることを作者は感じ、
医学史・先端医療・幕末史に精通する
監修(の先生方)をつけて欲しいと
出版社に依頼したのでした。


ですから、歴史についての
細かい部分も知ることができましたし、
医学史などはぜんぜん知らなかったので、
とても勉強になりました。
先日の横浜史跡めぐりでも、
役にたったほどですよ。


原作のストーリーは、
ドラマとは違う部分もかなりありますね。
ドラマでは死んでしまった人が生きていたり、
またその反対もあります。


ドラマには登場しなかった人も
原作には沢山登場しています。
ラストの話も違っていますしね。


また原作は、江戸の人々との繋がりが
ドラマよりも濃く描かれていて、
江戸時代の人々の生活が、
より身近に感じられました。


ドラマも面白かったですが、
原作はまた別なお話として楽しめたのです。


そして新選組好きの私が 
最も嬉しく思ったのは、
新選組の出番が多いというところです^^


ドラマじゃ新選組は
チョッとしか出なかったですけど、
原作ではけっこう出ていて、
沖田総司の登場もすごく多いです。


4巻(文庫)の初登場から、
末巻まで各所で見ることができますよ。


仁先生が近藤勇の墨染めでの銃創や、
千駄ヶ谷での総司の治療にも
関わっているところは、
史実じゃないんですけど、なんとなく
ありがたさを感じてしまいました。


そんな風に、原作もまたドラマとは違った
楽しさがあるので、興味があったら
ご覧下さいね〜。


あっ、そうそう。
言いたいことが、もうひとつ…


この物語では、歴史上の人物の顔が
本物に似せて描かれています。


坂本龍馬も勝海舟も、
よく特徴が表われているんですね。
近藤勇なんか、ソックリなんですよ。
そんな人物たちを見るのも面白いです。


そして、沖田さん。
たぶんあなたも原作をご覧になったら、
すぐにピンとくるでしょう。 


巷で「沖田総司の写真」といわれている、
あの顔なんですよ。
原作を読みながら、沖田総司の顔を見て
ひとりウケてしまいました。


本当によく似ているんですよ、あの顔。
読むときには、そちらも確認してみて下さいね〜。


JIN −仁− 文庫版全13巻
村上もとか作/集英社文庫


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2011年06月22日

最もあぶない漢(おとこ)^^;


小説やドラマなどフィクションの世界では、
「バラガキ」「けんか師」「暴れ者」などの
数々の異名を持つ男、土方歳三。
(「バラガキ」は本当に呼ばれてたみたいですけど^^;)


その中でも、最もあぶない部類に入る土方歳三を
見つけてしまいましたよ。それは、こちらです。

ちるらん 〜新撰組鎮魂歌〜(1)
梅村真也:原画/橋本エイジ:漫画/ゼノンコミックス



ここに登場する歳三は、
家業の薬売りをしながら、道場破りを繰り返す
破天荒な漢(おとこ)です。


薬を買ってくれそうなけが人を探すより、
自分でけが人を作って売るという合理主義。
(でも他に目的もある)



まあ、ここまではよく見かける
新選組のお話なんですけどね。
でもここからチョッと違ってきます。


そんな道場破りで土方が訪れるのが
試衛館なんですよ。
しかもそこには近藤勇や沖田総司はもちろん、
山南敬助、井上源三郎、永倉新八、原田左之助、
藤堂平助などのお馴染みのメンバーが既に揃っているんです。


そして斎藤一も!


つまり試衛館に最後に顔を見せるのが、
土方歳三なんですね。一番最後に試衛館に来た
いわば、みんなからみれば無鉄砲な後輩(新参者)^^;
剣の腕もまだまだ強くないし…


そんなところや彼の行動から、
仲間達に「大バカ」呼ばわりされている歳三が、
今後どんな風に頭角を現し、
みんなを引っ張っていくのかが見物ですわーい(嬉しい顔)


それにこの物語は、
実は大正時代に生きる永倉新八が
新聞記者に語っているという形式で
進行されているんですね。
しかもその記者というのが若い女性。


このふくみのある描き方も面白いし、
京都に上洛した後、壬生浪士隊結成時の隊士だった
「阿比留鋭三郎」なども登場しているので、
彼がどんな風に扱われるのか、
これからの展開が気になるところです。


命をさらす戦いのたびに成長する歳三。
危ない漢は岡田以蔵とも戦っていますよ。
5月にこの1巻が発売されて、秋に2巻が出る予定です。
次号がとても楽しみです。


あっ、そうそう。ひとつ忠告です。


あなたが斎藤一ファンだったら、
この斎藤はチョッとショックかも。
斎藤があまりに不気味すぎるので、
覚悟して読んで下さいね。
(いい奴みたいなんですケドね^^;)



ちるらん 〜新撰組鎮魂歌〜(1)
梅村真也:原画/橋本エイジ:漫画/ゼノンコミックス

「天翔の龍馬」というコミックのスピンオフでもありますよ^^


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