2011年04月10日

少し前の横浜散策、史跡めぐり


先月のちょうど今頃、横浜の街を歩きました。
あの地震のために記事アップが出来ずにいましたが、
きれいな写真なので、今回アップすることにしました。
よかったら見てくださいね。


歩いたコースは、横浜駅から出発して、
掃部山公園や神奈川奉行所跡、馬車道を通り、
横浜中華街を横目にマリンタワーで折り返し、
山下公園を突っ切って赤レンガ倉庫に立ち寄り、
横浜ランドマークタワーを見上げつつ横浜駅まで戻る
という往復約12キロの道のりです。


その中から、いくつか
印象に残った史跡をご紹介しますね。
まずはこちらから。


掃部山公園

この公園には大きな銅像が建っています。
誰の銅像だと思いますか?


掃部山公園
掃部山公園 posted by (C)ルンちゃん


掃部山公園の銅像
掃部山公園の銅像 posted by (C)ルンちゃん


「掃部」でピンときたかもしれませんけど、
こちらは井伊掃部頭直弼(いいかもんのかみなおすけ)です。


なぜここに井伊直弼の銅像が?
と思うかもしれませんが、明治時代、旧彦根藩士の有志が
開国に功績のあった直弼を顕彰するための銅像を建てようと
明治17年にこの場所を買い取り、井伊家の土地にしていたのです。


横浜開港50年記念の際(明治42年)に、
念願の井伊直弼像が建てられました。


でも除幕式の時、
直弼銅像の建立に反発していた山縣有朋や
伊藤博文、井上馨らは出席しなかったんだとか^^;
いろいろな思いが錯綜する場所です。
今は銅像がたたずんでいるだけですけどね。


ただし当時建てられた銅像は、
第二次世界大戦時の金属回収で
持っていかれて残っていません。
開港100年記念の際(昭和29年)に
横浜市が依頼して製作されたのが、現存の銅像です。


銅像近くには水飲み施設もありますが、
それは建立の際に、井伊直安子爵から
寄贈されたものだそうですよ。


掃部山公園の水飲み場
掃部山公園の水飲み場 posted by (C)ルンちゃん


ここは江戸時代には不動山と呼ばれ、
海を見下ろせる見晴らしのいい場所でした。
でも今はマンションやビルが建ち並び、
海はさえぎられています。


それでも銅像は、さえぎられた海に向かって
立ち続けています。


神奈川奉行所跡

掃部山公園の南側、歩いて3〜4分の場所に
神奈川奉行所跡があります。


横浜開港にともない、外国奉行に携わっていた
酒井忠行、水野忠徳ら5人を神奈川奉行に兼任させ、
内国司法や行政の事務にあたらせていた場所です。
今は当時の面影はなく、この碑があるだけです。


IMG_0673
神奈川奉行所跡 posted by (C)ルンちゃん


奉行所はなくなっていますけど、横浜の街を歩くと
いたるところに歴史を感じさせる建物があります。
しかもそれらは今も現役で使用されているから、
驚きますよね。


馬車道にある神奈川県立博物館も
そんな建物のひとつですよわーい(嬉しい顔)


馬車道にて
馬車道にて posted by (C)ルンちゃん


神奈川県立歴史博物館

この建物は明治33年から37年にかけて建てられたもので、
横浜正金銀行の本店でした。


一時、旧東京銀行横浜支店だったこともありますが、
今は神奈川県の所有で博物館になっています。
この日は「江戸時代の貨幣」というコレクション展が
開催されていました。

神奈川県立歴史博物館
神奈川県立歴史博物館 posted by (C)ルンちゃん

神奈川県立歴史博物館の看板
神奈川県立歴史博物館の看板 posted by (C)ルンちゃん


建物自体が博物館のお宝のようなものですね。
この建物は関東大震災時にも、
くずれることなく残りました。


ただし内装はその時焼失してしまったそうです。
それでも中に入って館内を覗くだけで、
ワクワクしてきます。


館内には喫茶室がありますが、
そこでコーヒーを頂いているだけで
明治の雰囲気が味わえる感じです。
この喫茶室は、日曜日でも混んでいないので、
のんびりしたいのなら、おすすめの穴場ですわーい(嬉しい顔)


他に、横浜市開港記念会館も古い建物ながら、
市民の公会堂として、使用されています。
この日もピアノのコンサートが開かれていました。
どちらの建物も、
国の重要文化財に指定されている建物ですよ。


建物は人が使用していないとすぐに傷むものですが、
こうして市民が自由に使用しながら保存するというのは、
すばらしいことですよね。
このまま末永く大切に残して頂きたいです。


ぶらり歩きの折り返し地点は、横浜マリンタワーです。

横浜マリンタワー
横浜マリンタワー posted by (C)ルンちゃん


久しぶりにタワーの展望台まで行ってみました。
20年ぶりくらいかしら。
マリンタワーは近年修繕され、きれいになったと
もっぱらの評判です。

横浜マリンタワー展望台からの眺め
横浜マリンタワー展望台からの眺め posted by (C)ルンちゃん


展望台からはベイエリアが見られます。
こうして街並みや海を眺めていると
どことなく函館に似ているように思い
懐かしさが感じられました。


古い明治時代の建物が、現代建物と共に
ごく自然に街並みに溶け込んでいるところとか、
五稜郭タワーのように、
高台に上り海が見えるところとか、
ベイエリアの赤レンガ倉庫とか。
横浜には函館と同じ雰囲気があるようです。

赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫 posted by (C)ルンちゃん


同じ開港の街だからでしょうか?
そういえば数年前、
開港150年行事をしていましたね。


今回の地震による津波で、
函館も朝市や赤レンガ倉庫辺りが浸水したと聞いています。
だいぶ回復したようですが、多大な被害を受けたとか。
微力ながらカニなど注文して、応援したいです。


横浜もその後どうなったでしょうか。
落ち着いたら、また横浜へも行ってみるつもりです。

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posted by ルンちゃん at 22:00| Comment(0) | ★横浜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする