2012年06月12日

池田屋潜入レポ


永年営業していたパチンコ店が閉店し、
「今度はなにが出来るのやら」と思っていたビル跡に、
「池田屋(居酒屋)」ができると知った時には、
驚きと興味と期待とが、心の中で
入り交じっていましたね。


「営業したらすぐに行ってみよう」と思いつつも
なにぶん京都(=遠方)のことなので、そうもできず、
やっとその機会にめぐりあえた、先日の京都旅行♪
あの『池田屋』に行くことができましたよ


池田屋は、まずまずの印象でしたので
「潜入レポート」をお伝えすることにしました。
題して


「池田屋潜入レポ 〜御用改めであ〜る!〜」



それでは いってみましょう!

注…このレポートは、歴史書に載る「池田屋」の
    潜入レポートではございません。
    あくまでも京都三条の居酒屋「ななの舞」の
    潜入レポですので、その点ご了承願います



さて、われら3人(女性)が潜入したのは、
夜も深まる10時すぎ…


じゃなくて、夕方6時の頃でしたよ。
4月下旬のことだったので、
すでに周辺は暗かったですけどね。


この『池田屋』はけっこう人気があるらしく、
予約しておかないと入れないこともあるのだそうです。
利用客の年齢も、若い歴史好きばかりが集まるのかな〜
と思ったらそうでもなく、けっこう年配の人にも
好かれているらしいですよ。

池田屋!!
池田屋!! posted by (C)ルンちゃん


池田屋前に来て、
見上げてみれば大きな「池田屋」の文字。
なんか本物の「池田屋」みたいで、
ワクワク・ドキドキと
気持が湧いてくるのがわかります。


入口ののれんは、もう池田屋そのまま。
そのドアに手をかけ、「よ〜し行くぞと!!」と、
妙に意気込んだ自分がいましたよ。

御用改めに参る
御用改めに参る posted by (C)ルンちゃん


御用改めであ〜るっ!



御用改めであ〜る!
御用改めであ〜る! posted by (C)ルンちゃん


と、心の中で叫び
(声は出さない、恥ずかしいから^^;)
2階へずいずいと上がろうとしたら、
「地下へどうぞ」と階下へ案内されました。
うわ〜ぁ、ここって地下もあるんですね。


抜け道へと続く道か?
なんて思ったら、
なんのことはない普通のテーブル席。
でもここはローリングカーテンで仕切られ、
個室へと変わるらしい。


席に座って、まずは飲み物注文です。
メニューを見たら
「薄桜鬼」のキャラクター達が付いていました。
なんでも「薄桜鬼」とコラボしているとのことでした。
彼らにちなんだカクテルとかあるらしいです。


例えば「歳三の怒り」とか「総司の意地悪」とか、
ネーミングが面白いです。

メニューを参考までに ⇒ 「薄桜鬼×はなの舞 コラボカクテル」
              はなの舞HPに飛びます


全部試してみたかったけど、
まずは「歳三の怒り」から。
こちらはカシスの入ったカクテルですよ。
連れ二人もそれぞれに好きなものを注文。


お料理もよくあるものから、
京都ならではのものまで、いろいろありましたね。
「おっ、メニューにこんなものまである。
           これ注文していい?」

と注文したのが、こちらです。

京の宴♪
京の宴♪ posted by (C)ルンちゃん


「はも」と「万願寺ししとう」ですよ〜。
もう「はも」が出回る時期なんですね。
まさかここで食べられるとは
思っていなかったので、
うれしいです。幸せ〜。


「万願寺ししとう」は、その大きさにビックリ!
こんな大きいししとうを見たのは初めてです。
1本が、お皿の端から端まであるんですよ。
土方さんのふるさと日野・万願寺を
連想させるようなネーミングも
馴染みいいですね〜。


美味しいものを食べながら、
池田屋で新選組談義に花を咲かせる3人。
でも時の過ぎるのはアッという間です。


もうすぐ2時間が経とうとする頃、
店員さんから「そろそろお時間です」の声が…


「近藤さんたちの池田屋での捕り物が終わったのか」
と思ったら、これ実は「お開き」の合図なんですね〜。
池田屋は人気のお店なので、時間制になっているのです。
2時間経つとお会計になってしまうのでした。


しかたがないので、席を立ち、
ついでにさっきの2階へ上がってみます。

御用改めであ〜る!
御用改めであ〜る! posted by (C)ルンちゃん


階段は3階まで続いていて、
映画「蒲田行進曲」に出てくる
巨大な階段に似ていて、とにかく長い!


途中2階へつながる場所があって、
そこから2階のテーブルへと至る道は、
右が坂本龍馬の絵、左が新選組の絵が
大きくありました。


その場所がちょうど、
休憩できるようなスペースにもなっていて、
大河ドラマ「新選組!」の
ビデオも流していましたよ。

注…それらの場所の写真も撮ってきたのですが、
  あなたが行くときの楽しみがなくなるので、
  アップするのはやめておきますね。
  どうぞその目で見て来て下さいね〜^^
 


そこでしばし休んでから、
池田屋の外に出る3人。
こうして池田屋への潜入は、
無事終わりました〜。


今回、Kちゃんと私は初めての池田屋でしたが、
思っていた以上に楽しむことができましたよ。
お料理も美味しかったし。


今回は3階のテーブル席までは
足をのばせませんでしたので、
次回来たときは、3階でのお食事を
楽しみたいですね〜。
って、もう行く気満々じゃん!


どうも、お粗末さまでした〜

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posted by ルンちゃん at 00:52| Comment(2) | ☆京都(2012) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月06日

壬生を歩く


京都史跡めぐり 3日目 〜その2〜

京都史跡めぐりも今回が最終回。 
まずは3日目コースのおさらいです。
ちなみに前回はこちら ⇒ 京都史跡めぐり3日目〜その1〜


※赤文字が今回の記事部分
西本願寺 − 島原/輪違屋・角屋 −
 
壬生/壬生寺・前川邸・八木邸 − 光縁寺  


島原を後にして、壬生へと歩きます。
この道は新選組隊士たちも、幾度も歩いた道ですよね。
私も京都に来るとよく歩きます。


江戸時代は
「壬生から島原の明かりが見えた」というほど、
なにもない所だったようですけど、
今は建物が立ち並びすぎて
とても島原が見える状態ではありませんね〜。
でも歩いてみると距離は意外と近いんですよね。


程なく壬生へ到着。
この壬生に来るのも8年ぶりですよ。
あの時は大河ドラマ「新選組!」の放送の真っ最中で、
通りには人が満ち溢れていましたね。あれは凄かった!

壬生界隈
壬生界隈 posted by (C)ルンちゃん
現在はこんな感じです。
あの頃とはえらい違い^^;



さすがに今はそこまで人はいませんけど、
それでも人は多かったですね。
数十年も前の壬生は、
人もまばらで静かなものでしたけどね。


最初に訪れたのは壬生寺です。
沖田総司が子供達と遊んでいたというお寺ですね。
ここには、芹沢鴨や平山五郎、河合耆三郎他 
数名の隊士の墓があります。


埋葬当時は壬生共同墓地に墓はありましたが、
その後、寺の方に移し
昭和になって「壬生塚」と呼ぶようになりました。

近藤勇像
近藤勇像 posted by (C)ルンちゃん
壬生塚にある近藤勇の像。
最初に訪れた学生時代の頃から変わらないな〜^^



以前は無料で入れましたが、現在は有料。
入口で入場料を払うという形態になってから、
もうずいぶん年月が経ちましたね。


基本的には変わっていないのでしょうが、
来る度に風景が変わっているのが、この壬生寺ですね。
幼稚園ができたり、本堂の様子が変わったり。
今回は敷地内にデイホームがありましたよ。
次回の訪問では何ができているでしょう?

壬生寺
壬生寺 posted by (C)ルンちゃん


壬生寺にはここだけの新選組グッズがあります。
友人のおみやげ用に
「あぶらとり紙―土方」を購入しました。
表紙に近藤・土方・沖田の各々の
イラストがついているんですよ。


自分用にも「沖田」を購入。
イラストが「沖田総司の写真」といわれ出回っている
あの顔にそっくりだったので(笑)


八木邸訪問の前に『旧前川邸』へ。
ご存知、新選組屯所跡です。


こちらは玄関先を開放していて、
そこで新選組グッズを販売していますよ。
以前来たときより売り場が広くなっていて、
グッズも増えていたのでビックリしましたね。
ここでは、土方歳三の写真付のボールペンを購入。

旧前川邸
旧前川邸 posted by (C)ルンちゃん


旧前川邸(現在は田野様宅)では3月に
山南忌という山南敬助の法要を行っています。
この時には一部、建物内も見学ができるそうです。
私も法要に参加したいと思っているのですが、
いまだ叶わずにいます。
いつの日か、機会があるといいのですけどね…


そして『八木邸』
近藤らが壬生浪士隊としてやって来たとき、
最初に宿泊していた所。そして芹沢鴨の最期の地。


新選組屯所だった八木邸は、
今は室内見学もできますが、
覗いてみたら見学者がいっぱいで入れませんでした。


しばらく待つことにして、入口の椅子に座って一休み。
こういう時間もいいものです。

八木邸
八木邸 posted by (C)ルンちゃん


勝手知ったる八木さんちに入り(8年前に見学したから^^)
一通り室内見学します。
室内の間取りも当時のままなのでしょうが、
私はお庭の方が好きですね。


古い井戸と苔むした庭。
今にも板戸から新選組隊士が入ってきそうな
どこか懐かしい空間です。


見学の後は屯所跡隣にある、八木さんの和菓子店
鶴屋鶴寿庵で「屯所餅」とお抹茶を頂きました。
「屯所餅」は壬生菜が入っていて美味しいですよ。
もちろんお土産に買いました。
こちらでは新選組グッズも購入できます。


壬生から『光縁寺』へ。
この道は昔とあまり変わりませんね。
この、のんびりした雰囲気が好きです。
壬生からゆっくり歩いても5分くらいの道を
Kちゃんと新選組の話をしながら歩きます。
まもなく「光縁寺」に到着。

光縁寺
光縁寺 posted by (C)ルンちゃん


光縁寺の家紋と、
山南敬助の家紋が同じだったことが縁で、
新選組隊士たちを埋葬することになった 
といわれるお寺ですね。
山南さんも私達のように、
あの道を歩いてみたのでしょうね。


私も学生時代から幾度となく訪れている場所で、
来るたびに本堂に上がらせていただき、
新選組への想いに時間を費やす思い出の場所です。
新選組好きがここへくれば、
同じような経験があるのではないでしょうか。
もちろん、Kちゃんも同様でしたね。


ここには山南敬助や、
松原忠司・田内知ら隊士の合同墓があります。
それから「沖田氏縁者」の女性のお墓。
山南さんのお墓は、以前は表面がひび割れて
崩壊寸前の痛々しい様子でしたが、
現在は修復されて、
なんとか文字がみえるようになっています。


壬生界隈を見て歩いて、史跡めぐりは完了。
そして次なる目的地は「近清」さん。
以前、このブログでも紹介した
「新選組が食べたお漬物」を売っているお店です。
お店は「中京区西洞院蛸薬師下ル」にあるので結構歩きますが、
碁盤の目の町なので初めてでも大丈夫。
迷わずに到着です。

新選組が食べたお漬物
新選組が食べたお漬物 posted by (C)ルンちゃん


「近清」さんは江戸時代、
西本願寺に漬物を納品していたそうで、
その関係で新選組にも漬物を運んでいたそうなんです。


今回も、以前お取り寄せした
「しば漬け」と「沢庵」他を購入。
ここの「沢庵」は甘くなく、
しばらく置くと酸味が増す漬物です。


土方さん好みの「沢庵」じゃないかもしれませんけど、
これをお茶漬けにすると美味しい。
職場のお土産にもしたけど、
もっと買ってくればよかったな〜。


その後、木屋町辺りを歩き、
1日目に行きそびれた「しる幸」で
ランチしようと行ってみる事に。
ところが既にランチタイムは終わり、
「準備中」の看板が掛かっていました。


本日の史跡訪問地は少なかったのですが、
1箇所ごとにすごく時間をかけて見たので、
間に合わなかったのです。
またしても食べそびれてしまった〜。
う〜ん、残念!!


この無念さは次回の京都訪問に持ち越しですよ。
けっきょく近くの別のお店でゆっくり食事をとった後、
京都駅に戻りました。


こうして3日間の京都訪問が終了しました。
(いや〜、まとめるのにかなり時間がかかってしまった)
いっしょに行ったKちゃん、
2日目に同行いただいたSさん、
お疲れ様でしたぁ(業務連絡)


今回の旅は、
初めて訪ねた場所もかなりあったので満足しています。
でも、行きたいと思って行かれなかった場所もまだあるので、
是非また訪ねたいですね。


いつもなら、その土地に行って数日過ごせば、
とりあえず満足して、しばらくは
その地に行きたいという気持は収まるものなんです。


でも、今回は帰宅したその日からすぐ、
「また京都に行きたい!!」という気持が湧いています。
その気持は1ヶ月以上経った今でも変わりませんね。


だからルンちゃんとしては、京都へ再び行くことも
遠からずあるように思えます。
ふふ…いつになるでしょう。


その時はまた、いろいろと計画して
楽しい時間を過ごしたいですね。
もちろんブログにも記事アップしますので、
どうぞまたの機会をお楽しみに…^^

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posted by ルンちゃん at 00:26| Comment(0) | ☆京都(2012) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月03日

夢の宴・夢の跡


京都史跡めぐり 3日目 〜その1〜

京都の旅も3日目。いよいよ最終日です。
ちなみに前回はこちら ⇒ 京都史跡めぐり2日目〜その3〜


最後の日はこんな場所に行ってみました。
※赤文字が今回の記事部分


西本願寺 − 島原/輪違屋・角屋 

− 壬生/壬生寺・前川邸・八木邸 − 光縁寺
  


宿泊所から京都駅までは歩いて5分ほどの場所だったので、
駅ビルの地下コインロッカーに荷物を預けてから、
最初の目的地、西本願寺へ向かいます。


西本願寺までは朝の空気を感じながら、歩きましたよ。
Kちゃんとの京都旅行は初めてですが、
今日のコースはお互いに
何度も行っているところなので、
道々新選組の話や、
それぞれに訪れた頃の話をしながら歩きます。


清々しい風の中、西本願寺に来てみれば、
すでに沢山の観光客の姿が。
やはり春の季節は、京都を訪れる人が多いですね。
冬の季節に訪れることの多いルンちゃんには、
驚きの場面かも。
(冬の京都は人が少なくて静かなイメージなので^^;)


西本願寺は、新選組が2番目に屯所にしていた場所ですね。
島田魁さんが、晩年に守衛をしていた場所でもあります。
太鼓楼辺りをゆっくり見てまわり、
彼らが闊歩している様子などを想像してみます。

西本願寺
西本願寺 posted by (C)ルンちゃん


境内のイチョウは江戸時代にもあったもので、
「元治元年の大火の際にも火の粉を浴びながら生き抜いた」
と看板にありました。これって禁門の変のことですよね。
隊士達が引っ越してきたのは、その後のこと。
このイチョウはそんな彼らを見ていたのですね。


本堂でおまいりをしてから北門へ。
そのまま、島原方面へと向かいます。
京都の道を歩くのはいいですね〜。
少し脇道に入ってみると、昔からの町並みが現われ
京都らしい雰囲気を味わうこともできますよ。


「こっちの方」と見当をつけてのんびり歩いていたら、
不意に島原の大門の前に着きました。

島原の大門
島原の大門 posted by (C)ルンちゃん


ここへは何度来たことでしょう。
個人的にも懐かしい場所です。


古写真にも載っている島原の大門。
周辺で江戸時代を思わせる建物は、この『大門』と
『輪違屋』と『角屋』くらいしか残っていませんよね。
それらの建物だけでも、いつまでも残っていて欲しいです。


大門をくぐってチョッと行くと、
右側の路地に輪違屋が見えます。
輪違屋は今も営業している「置屋」さん。


そのまま、まっすぐ歩けばもう1つの門跡へ。
近くには神社もありますよ。
周辺散策した後、角屋まで引き返します。
角屋は江戸時代「揚屋」だったお店で、
明治5年にお茶屋さんに変わって、
昭和60年まで宴会場として営業していたようです。


昔は入ることなんて出来ませんでしたけどね。現在は
「角屋もてなしの美術館」として見学が可能です。

角屋の碑
角屋の碑 posted by (C)ルンちゃん

角屋の説明板
角屋の説明板 posted by (C)ルンちゃん
英語の解説部分にも「shinsengumi」の文字が。
外国人はどんな風に新選組を理解するのでしょう?



じつは以前来た時に、
1階部分は見学したことがありました。
「ここに新選組も来ていたんだ」
と思うと嬉しかったですね。


でも肝心の2階は、
予約制なので見られませんでした。
今回はしっかり事前予約していたので、
念願叶って2階の見学です♪


予約時間15分前に到着、そして受付へ。
荷物をコインロッカーに預けて集合場所に行き、
定刻時間となり、いよいよ見学開始〜。


閉じられていた2階へ通じる襖が、
目の前で開かれます。その瞬間、
なんともいえぬ喜びが湧いてきましたよ。
そしてゆっくり階段を上がります。
視界が開けたと思ったら、
目の前に大広間が現われました。


実際のお座敷の時は、
ひとつひとつの部屋は襖で仕切られていて、
それぞれのお部屋には、
裏部屋の方から入ることもできるそうです。


その全部の襖を取り払って、こうして大広間として
使用することも可能なんだとか。
思っていた以上に広い空間ですよ。
※お見せできないのが残念です。
 2階は撮影禁止なので…^^;


角屋全景
角屋全景 posted by (C)ルンちゃん
この道路側の2階部分の部屋が
ひとつのお座敷(大宴会場)にもなるんです^^



まず入口から入って左には「緞子(どんす)の間」
その前に座り、解説員さんの説明を聞きます。
23畳の広い空間。奥には違い棚が見えますね。
障子の模様も複雑で、遠くからでも
手の込んだお部屋だということがわかりますよ。


次に「翠簾(みす)の間」 
ここには名前に由来する御簾が架かっています。
それから「扇の間」へと続きます。
ここの天井の扇模様は圧巻ですね〜。
壁の色が「九条土」を使った浅葱色
というのも斬新な感じです。


次々と案内されるお座敷は、
それぞれに特徴があり、
襖絵・壁・天井・釘隠し等、
ひとつひとつ見ているだけでも楽しいですね。


「檜垣(ひがき)の間」の巧妙な波型障子にいたっては、
それはもう、目の錯覚でおきる不思議さと共に、
先人の技術水準の高さに、ため息が出る程でした。
すごいな〜、こんなところで遊んだ人達が羨ましい。


でもひとつだけ難点を言ってしまえば、
照明だった蝋燭のススのために、
唐紙の図柄が黒く見え難くなっているところですね。
もったいないな〜。当時はどれだけ絢爛豪華だったものか、
想像すると再びため息が漏れそうです。


そして最後に、私が一番見たかったお座敷に到着。
それは「青貝の間」なんですね〜。
この部屋のことは以前から、
人の話や新聞記事で知っていて、
見学をすごく楽しみにしていましたよ。


ここのすごいのは、
部屋一面の螺鈿(らでん)細工ですよ。
夜光貝の貝殻の七色に光る部分を、ふんだんに使用し、
花や鳥や様々な模様をかたどっています。


それらが一面に乱舞している様子は、
本当に別世界にきたようですね。
またその細工ひとつひとつが丁寧な仕上がりで、
できれば1日中かけて、
細工を逐一じっくり見ていたいところです。


そんなステキなお部屋なんですけどね、
この部屋の床の間には、
ビックリするものがあるのですよ。
それは刀傷なんです。
なんでも新選組がつけたらしい…


床柱の大きな刀傷は遠くからでも、
すご〜く目立ちます。


新選組びいきの私でさえ
「なんて無粋な奴らなんだ!!」
と思ってしまうほど、それはあまりにも無残なものですよ。
これじゃあ、お店の人が「イヤな客」と思うのも
無理ない事かもしれません。


解説員さんは、
そうは思っていないかもしれませんが、
彼女が新選組の迷惑な話をする度に、
チョッと心が痛みます。


「すみません」と、
身内の粗相をわびるような気持ちになるのは、
やはり新選組が好きだからかしら…。
チョッと複雑…^^;


「青貝の間」は、窓からの眺めがステキですよね。
露台(=テラス)があって、
ここから自慢のお庭がよく見えます。
ずーっと見ていたかったけど、
係員さんに促され1階へと戻りました。


1階では、「青貝の間」から眺めた
「臥龍松(がりょうしょう)」が
正面に見える「松の間」を見学。



ここは芹沢鴨が暗殺される前、
「最後の宴」を開いた場所といわれているそうです。
ほら、よく映画やドラマに出てくる、あのシーンですね
(ということは、土方さんや沖田さんも来ていますよね^^)



現在植えられている松は二代目の「臥龍松」なので、
芹沢さんたちが見たものとは違うようです。
でも、似たような風景は見ていたのでしょうね。
芹沢さんらはこの景色を見ながら、
どんなことを考えていたのでしょうね?


こうして角屋のすべての見学を終え、
建物から退出しました。
2階を見ることができた大きな満足な部分と、
まだ見足りないような、少しの未練が心に残ります。
でもまた京都に来た時に、見に来ようと気を取り直し。


角屋を後にした二人は、壬生へ向かいます。

次回に続く

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posted by ルンちゃん at 22:44| Comment(4) | ☆京都(2012) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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