2013年09月30日

湘南の桜貝


この夏も暑い中、新選組の史跡めぐりをしてましたけど、
大好きな湘南の海にも何度か行っていました。
今日は、その話です。
(新選組とは関係ありませんので、あしからず)


最近のマイブームは、
地味なんですけど「貝拾い」なんです。
それも「桜貝」限定なんですよね


桜貝くらい誰でも見たことありますよね。
よく海岸のお土産店で小ビンに入って売っている
あのピンク色の小さな貝のことですよ。


販売している小ビンの桜貝は、
販売用に染色していることもあるそうですが、
砂浜に打ち上げられたピンクの貝は、
正真正銘天然の色です。


昔ルンちゃんは九州を旅したとき、宮崎の海岸で
沢山の桜貝を拾ったことがありました。
初めて見たピンク貝に感動したものですよ。
「本当にピンク色している」なんて…


湘南の海では桜貝を見たことはなかったので、
「よほど綺麗な海(水)じゃないと、桜貝はいないんだ」
って、ずーっと思っていました。


ところが数年くらい前にインターネットで、
茅ヶ崎で桜貝を拾っている人がいることを知って、
湘南にも桜貝がいることがわかったのです。


それで昨年くらいから、湘南の砂浜に行ったときに
桜貝を探してみたんですよね。最初は探しても
なかなか見つからなかったのですが、
ようやく1つみつけて、
湘南にも桜貝がある(いる)ことが
実感できたのでした。


最近は拾うコツもつかめてきて、
いつ、どんな所へ行ったらいいのかがわかって、
一度にこんなに拾うことが出来るようになりましたよ。

湘南の桜貝
湘南の桜貝 posted by (C)ルンちゃん
穴があいているのは「ツメタガイ」という貝に食べられてしまったから。
拾ってみると結構そんなのがあります。



ちなみに「桜貝」とは桜色した貝の総称で、
ニッコウガイ科の二枚貝のことのようです。
サクラガイ・カバザクラ・モモノハナガイなどがあって、
大きくても長さ約3センチ、
幅0.6センチほどの楕円形の貝ですよ。


白色もあるようですが、大体は淡いピンク色。
その中には、とても光沢があり、光をあてると
表面が虹色に見えるものもあります。


初めて見たのが宮崎県の海だったので、
「暖かい地方の貝かな?」と思いましたが、
日本では北海道南部から九州にかけての
広い範囲の沿岸に生息しているそうです。
(朝鮮半島や中国沿岸にもいるらしい)


「一度にこんなに拾えた」
なんて私は喜んでいますけど、
じつは昔の鎌倉の砂浜では、
浜一面がピンク色になるほどの
桜貝が見られたこともあったようです。


作曲家・八洲秀章(やしま ひであき)は、その昔
由比ヶ浜で拾った桜貝をモチーフに
「さくら貝の歌」を作曲しました。
私は知りませんが、有名な歌だそうですね。


平成24年12月16日。
由比ヶ浜に「さくら貝の歌」の碑が建てられ、
除幕式が行われました。 それはかつての
「さくら貝のじゅうたん」を復活させようとの
願いをこめて、建てられたものだそうです。


「綺麗な海(水)じゃないと桜貝はいない」
という言葉は、あながち
間違いでもなかったようですね。


もっと沢山の桜貝が拾えるように、
私も環境保護のために
できることをやっていきたいです。



もうひとつ、桜貝についての話。
「桜貝を拾うと幸運がやってくる」
という話もあるんですよ


これは拾い始めてから知ったことなんですけど、
たくさんHappyが来てくれたらいいな
って思っています。

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posted by ルンちゃん at 00:21| Comment(0) | 大好き江ノ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする