2014年01月07日

東海七福神めぐり その3


前回の続きです。
まずはコースのおさらいから。

1.磐井神社(弁財天) − 2.天祖諏訪神社(福禄寿) −
3.品川寺(毘沙門天) − 4.荏原神社(恵比寿) −
5.一心寺(寿老人) − 6.養願寺(布袋尊) − 
7.品川神社(大黒天)


ちなみに、前回の過去記事はこちら ⇒ 東海七福神めぐり その2

では、まいりましょう^^

5.一心寺(いっしんじ)/寿老人
こちらは幕末の史跡といっても
いいかもしれませんね。じつはこのお寺は、
1855(安政2)年に井伊直弼が
宿場の安泰と発展を祈願して開山したのです。
それを町民が一丸となって創建させたんですね。

一心寺
一心寺 posted by (C)ルンちゃん

お寺は小さいですけど、とても立派なんですよ。
なんとなく身が引き締まる感じすらします。
こちらのご本尊は不動明王様。
七福神の寿老人はお優しいお顔です。


一心寺から養願寺、品川神社はとても近いです。
前半が長い距離だったので、とてもありがたいですね。
路地を入った突き当りが養願寺です。
一心寺からも見える距離です。(2分かからないかも^^)


6.養願寺(ようがんじ)/布袋尊
こちらも古い。1299(正安元)年の創立で、
「品川の虚空蔵様」と呼ばれているように、
ご本尊は虚空菩薩が安置されています。

養願寺
養願寺 posted by (C)ルンちゃん

普段は扉も締め切られ、
お参りの空間だけ、わずかに開けられるでしょう。
でも今日は立派な垂れ幕が張られ、
幕の向こうに、布袋様がいらっしゃるのがわかります。


こうして6つめのお参りが終わり、
いよいよ7つめの場所に向かいます。


7.品川神社/大黒天
養願寺からは約0.2キロ。
大通り(第一京浜)から向こうの品川神社を見ると、
大きな神社だとわかります。


最初に驚いたのは鳥居です。
この鳥居、よくみると龍の細工が施してあるのですよ。
細工のある鳥居なんて、今まで見たことがありません。
きっと当時の大商人が奉納したのでしょうね。
(裏を見たら大正14年で、名前もしっかり書かれていました)

彫り物入りの鳥居
彫り物入りの鳥居 posted by (C)ルンちゃん

とても由緒のある神社で、1187(文治3)年に
源頼朝が海上交通安全と祈願成就のために、
洲崎明神を祀ったのが始まりとされています。

品川神社の大黒様
品川神社の大黒様 posted by (C)ルンちゃん
品川神社には大黒様がいらっしゃいます^^


また徳川家康が、関ケ原の合戦の出陣の際に
この地に立ち寄り、戦勝を祈願したとか。
そして祈願成就のお礼に、
「葵神輿」や「天下一嘗(めてんかひとなめ)の面」を
奉納したのが、今も残っています。


歴代の徳川将軍に庇護された品川神社。
大きなパワーを感じますね。
そう感じるのは私だけではないようで、
参拝者の数は相当なものでした。


こちらでの必見はやはり、
「天下一嘗の面」などの宝物でしょう。
「天下をひとなめする」という意味で
舌があごの方に「ペロリ」と出た大きな赤いお面です。
それが大きさ(45センチ弱)もあって
結構な迫力なんですよね。


品川神社には「富士講」もあって、
富士山にみたてた小山があります。
表と裏に上り口がありますが、
道路側に面した側は視界が開けていて
なかなか迫力がありました^^;
(折角なので体験してみる)

富士塚を見下ろすと…
富士塚を見下ろすと… posted by (C)ルンちゃん
この眺めはかなりコワイかも^^;

道路から富士塚を見上げると…
道路から富士塚を見上げると… posted by (C)ルンちゃん
逆バージョンはこんな感じです

7つ参りが終わって、
今年もご朱印色紙が完成しました。
また1年飾っておこう^^

東海七福神めぐりの色紙
東海七福神めぐりの色紙 posted by (C)ルンちゃん


こうして東海七福神をまわったわけですが、
さすが東海道の宿場は違いますね。
一つ目の宿場でさえ、こんなに史跡があるのですからね。
甲州街道、中山道は歩いたことがありますが、
東海道はまだありませんので、
いつかは是非、東海道もあるいてみたいです。


東海七福神は
今月15日まで行われています。
どうぞよかったら、
あなたも足を運んでみて下さいね。

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posted by ルンちゃん at 22:44| Comment(2) | ・東海(2014) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月05日

東海七福神めぐり その2


前回の続きです。
まずはコースのおさらいから。

1.磐井神社(弁財天) − 2.天祖諏訪神社(福禄寿) −
3.品川寺(毘沙門天) − 4.荏原神社(恵比寿) −
5.一心寺(寿老人) − 6.養願寺(布袋尊) − 
7.品川神社(大黒天)


前回の記事はこちら ⇒ 東海七福神めぐり その1

では、まいりましょう^^


天祖諏訪神社から、
1.2キロメートル程離れた所に
品川寺があります。


3.品川寺/毘沙門天 
こちらは以前にもご紹介したことがあります。
「品川寺」と書いて「ほんせんじ」

品川寺
品川寺 posted by (C)ルンちゃん

806〜810年(大同年間)に開創された、
品川で最も古いお寺だそうです。
水月観音様がこちらのご本尊だそうですが、
弘法大師が品河氏(当地の領主)に授けた
と伝えられています。

時の鐘
時の鐘 posted by (C)ルンちゃん

以前聞いた話によると、
昔はすぐ前までが海だったそうですよ。
今は全く海は見えませんけどね。


門のはす前に見えるのは、この風景。
じつはこの場所、新選組にゆかりの地なんです。
ここはかつて、釜屋があったところです。

品川寺の斜め前には…
品川寺の斜め前には… posted by (C)ルンちゃん

釜屋は、
鳥羽伏見の戦の後、新選組が
関西から江戸に戻ってきた際、
宿泊していた宿です。
今はその面影は全くありませんけどね。

釜屋跡の碑
釜屋跡の碑 posted by (C)ルンちゃん

かろうじて、商店街の皆さんが建てた
「釜屋跡碑」があるばかりです。
それも以前見たときより、文字が薄くなっていて、
チョッとわかりづらくなっていました^^;
できれば、もう少し
手を加えていただきたいところですけど。


品川寺に来ていつも思うのは、
「古いお寺だし、宿にも近かったから、
 暇をもてあましていた新選組隊士たちも、
 きっとここに一度は足を運んだにちがいない」
ってことです。


品川寺境内には推定樹齢約600年という
銀杏の木がありますが、
「きっとこの木も眺めただろうな」
なんて想像してみるのが楽しみなお寺です。

品川寺の銀杏
品川寺の銀杏 posted by (C)ルンちゃん

次の神社までは、約0.9キロ。
短いようで、けっこう長い^^;(寄り道するから)
再び歩いていきましょう。


途中、旧道を感じさせる
「街道松の広場」があったり、
高札場跡があったりと、
旧東海道は楽しみがいろいろあります。
そうして着いたのが、
恵比寿様のいらっしゃる神社です。


4.荏原神社(えばらじんじゃ)/恵比寿
目黒川に架かった朱色の橋を渡ると、
そこが荏原神社です。
平成21年に創建1300年を迎えたという
古い神社ですよ。

荏原神社
荏原神社 posted by (C)ルンちゃん

昔は「貴船社」「天王社」「品川大明神」
とも呼ばれていました。龍神を祀る
元品川宿の総鎮守でもありました。
そのためか、参拝者もとても多いです。


恵比寿様は入口すぐにいらっしゃるので、
こちらのお参りは、比較的カンタン。
小脇に抱えた鯛が、とってもユニーク。

荏原神社の恵比寿様
荏原神社の恵比寿様 posted by (C)ルンちゃん

次の寺までは0.7キロくらい。その途中に
「品川宿交流館 本宿お休み処」があります。
品川宿を訪れた観光客に、
休憩場所を提供しています。

品川宿交流館 本宿お休み処
品川宿交流館 本宿お休み処 posted by (C)ルンちゃん

品川宿はけっこう長いので、
この休憩場所はありがたいですよ。
2階には品川宿の資料、そして1階には
七福神めぐりについての展示もありますので、
チョッと立ち寄ってみると面白いです。


聖蹟公園は、品川宿の本陣があった場所。
今は普通の公園で、当時の面影はありませんけど^^;
その本陣跡を超えると、5つめの場所です。

品川宿本陣跡の碑
品川宿本陣跡の碑 posted by (C)ルンちゃん

続きは ⇒ 東海七福神めぐり その3

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posted by ルンちゃん at 23:30| Comment(0) | ・東海(2014) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

東海七福神めぐり その1


2014(平成26)年があけましたね〜。
明けましておめでとうございます


昨年はブログのお引越しで、
バタバタしてしまったルンちゃんですが、
今年はこのブログを充実させて、
のんびり1年を過ごしたいなって思っています。
どうぞ今年もお付き合いくださいね。


では今年の第一弾は、
お正月恒例になりました
「七福神めぐり」から始めてまいりましょう^^


今年選んだ場所は、「東海七福神めぐり」です。
こちらは旧東海道の品川宿にあたり、
古くから宿場として栄えていました。
歴史的にはさらに古く、平安時代よりその地名は存在し、
鎌倉・室町時代にも港町として栄えていたのです。


そんな場所なので、
古くから七福神は祭られていたのですが、
「東海七福神めぐり」が今のような形になったのは、
1932(昭和7)年になってからです。
品川が大東京に編入されたのをきっかけに
有坂与太郎という人が、今でいう「町おこし」のひとつとして
行ったのが始まりだそうですよ。


日本橋を発って最初の東海道の宿場町・品川には、
史跡もいろいろあります。なんと幕末では、
新選組や坂本龍馬ゆかりの場所もあるんですよね。
そんな理由から、今年はこの場所を選んでみましたよ。


ルートはこちらです。

1.磐井神社(弁財天) − 2.天祖諏訪神社(福禄寿) −
3.品川寺(毘沙門天) − 4.荏原神社(恵比寿) −
5.一心寺(寿老人) − 6.養願寺(布袋尊) − 
7.品川神社(大黒天)


さて、どんな場所があるのでしょうね?
それでは出発で〜す♪

2014年はここから出発!
2014年はここから出発! posted by (C)ルンちゃん

京急本線「大森海岸」駅を出て、
最初の場所へと向かいます。
以前何度か来たことがある駅でしたが、
全く記憶になく…^^;


とりあえず旧東海道沿いなので、
道に沿って歩いていきます。
5分程歩いたら「東海七福神めぐり」ののぼりが
見えました。早くも1箇所目に到着です。


1.磐井(いわい)神社(弁財天)
こちらは1400年以上の歴史があるという
由緒ある神社です。
「江戸名所図会」にも「鈴森八幡宮」の名で
載っているそうですよ。
何度か戦火に見舞われ、本殿も焼失しましたが、
1954(昭和29)年に再建され、現在に至っています。

磐井神社(いわいじんじゃ)
磐井神社(いわいじんじゃ) posted by (C)ルンちゃん


弁財天は本殿横にある、別のお堂。
色艶のいい弁天様が、
琵琶を奏でていらっしゃる姿が印象的でした。


今回最初の場所なので、色紙を購入。
1000円と言われて「チョッと高いな」と思いましたけど、
この後のご朱印代はいらないそうなんです。
そうなるととても良心的といえますね。
※「お志」なら受けるとのことです

獅子がお出迎え〜^^
獅子がお出迎え〜^^ posted by (C)ルンちゃん
幸先がいいですね^^


磐井神社では、獅子舞も出ていて、
出だしはとっても快調ですね。
「大森海岸」駅まで戻って、
その後は「品川」駅方向へ進みます。


次の天祖諏訪神社までは、かなりあります。
徒歩で25分くらい。その間には、
「鈴ケ森刑場跡」も通ります。


「鈴ケ森刑場跡」はかつて、
八百屋お七や、平井権八(物語だと白井権八)が
処刑された場所です。
刑場が街道沿いにあるのは、言い方が悪いですけど
通行人たちへの見せしめのためだったのでしょう。
跡地横には、処刑者の供養のためのお寺があります。
しばし合掌。

旧東海道
旧東海道 posted by (C)ルンちゃん
旧街道をひたすら歩く


2.天祖諏訪神社(福禄寿)
浜川町と元芝の鎮守様です。以前は
「天祖神社(神明宮)」と「諏訪神社(諏訪社)」として
東京湾に面し、立会川を挟んで並び祀られていました。
1965(昭和40)年に合祀され、今に至っています。

天祖諏訪神社
天祖諏訪神社 posted by (C)ルンちゃん


ちょうど私がお参りした直後には、
地元の人々の他に、団体の七福神めぐりの方達がいて
かなりの人が並んでいましたよ。


こちらの福禄寿は、
お参り人のかなり近くにいらっしゃって、
皆さん触られてました^^


敷地内で甘酒の販売もしていたので、
後でいただこうと思いながら参拝を待っていたら、
すっかり忘れてしまいました^^;
きっと次の目的地に
気持が行ってしまっていたんでしょうね。


というわけで、次の目的地へ。
3番目のお寺の前に立ち寄ったのは、
こちらです。


坂本龍馬像
品川にも龍馬像がある
品川にも龍馬像がある posted by (C)ルンちゃん

立会川商店街にあるこちらの銅像は
2010年に建てられた像です。
立会川にいた頃の
19歳の龍馬をモチーフにして作られたそうです。

龍馬像
龍馬像 posted by (C)ルンちゃん


ペリーが来航した1853(嘉永6)年に、
龍馬は藩からの許しを得て、江戸に剣術修行に来ていました。
その際に龍馬も、江戸詰めの藩士として、
湾の警護についていたようです。
そういえば、大河ドラマ「龍馬伝」でも登場していましたよね。


浜川砲台と土佐藩の品川下屋敷との連絡通路が
ちょうどこの商店街の場所だったそうで、
そんな理由から、ここに龍馬の像があるそうです。
浜川砲台跡もこの近くにありますよ。

浜川砲台跡の看板
浜川砲台跡の看板 posted by (C)ルンちゃん

浜川砲台付近
浜川砲台付近 posted by (C)ルンちゃん

砲台跡の看板
砲台跡の看板 posted by (C)ルンちゃん


坂本龍馬といえば、
土佐と京都のイメージが強いですけど、
こうして品川の現地に立てば、
なんとなく実感も沸いてくるようです。
確かにこの地を、龍馬が踏んでいたんですよね。


黒船からの音も
きっと聞いていたんでしょうね。


さて、天祖諏訪神社から距離にして、
1.2キロメートル程の所に次のお寺がありますよ。
徒歩20分程ですけど、いろいろ見て回ったので、
かなり時間が経ってしまいました^^;


本当なら全部めぐるのに
1時間余りで済ますことができるらしいのですが、
毎度のことながら、時間を使いそうな気配です^^;


この後も、写真を沢山載せるつもりですので、
次回へ続く といたします^^
どうぞお楽しみに〜♪

続きは ⇒ 東海七福神めぐり その2

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