2015年05月09日

「二十一世紀の新選組」展を開催中


日野の「新選組のふるさと歴史館」では、現在
「二十一世紀の新選組」展を開催しています
(平成27年4月25日(土)〜6月7日(日)まで)


27kikaku



今回の展示は平成25年に行われた
「描かれた新選組」展の続編みたいな感じで、
新選組を題材にした漫画やアニメーション、
ゲームなどをメインに取り上げています。


もう少し詳しくお伝えしますと、
前回は新選組を題材にした戦前からの物語から、
司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」や「新選組血風録」の登場、
その影響を受けた多数の作品の数々、そして現在まで
というような展示でした。


それに比べて今回の展示は、どちらかといえば
司馬遼太郎の影響を受けずに育った
「新しい世代の新選組」がメインの展示のようです


ですから、ここ数年で刊行された作品や
現在連載中の作品などが多数展示されているのが
特徴ですね。


それらをひとつひとつ分析して、
今の新選組の捉え方、
ファン達の特徴や状況などを伝えていますよ。
それがうなづける部分が多々あり、
なかなか面白かったです。


「じゃあ、どうなの?」というところは、
あえてここでは発表しませんけど、
(見に行く意味がなくなるので^^;)
新選組の漫画やアニメがお好きなら、
行ってみるといいかなって思います。


実際のところ、十代や二十代の方が
沢山いらしていましたよ
あんなに入館者が多いのも、もしかしたら
久しぶりに見たかもしれません。


ついでに、以前お伝えした土方歳三の
爪楊枝肖像作品もまだ展示されていたので、
まだ見ていないなら、一緒に見て欲しいと思います。


企画展は6月7日(日)までやってます。
まだ充分間にありますので、
どうぞお出かけ下さいね

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2014年07月07日

「幕末動乱」展に行ってきました


日野市立新選組のふるさと歴史館で
企画展をやっているというので、
行ってきました。


幕末動乱 ―開国から攘夷へ―
平成26年5月17日(土)〜
         7月13日(日)



5月中から始まっていたのに
なかなか行かれなくて、7月になって
やっと行くことができました。
来週までだったので、
なんとか間にあってよかったです


今回の企画展は、
土浦市立博物館・壬生町立歴史民俗資料館・
板橋区立郷土資料館との共同企画だそうですよ。


ですから、それぞれの地域から見た幕末時代を、
各館の調査・研究の成果を踏まえて展示しているのが
特徴です。


展示構成を見てみると、こんな感じです。
1.プロローグ
2.動揺する幕末日本
3.鎖国から開国、そして桜田門の変へ
4.幕藩体制の揺らぎ 〜公武合体と草莽の志士の活動〜
5.動乱の時代へ 〜奉勅攘夷と横浜鎖港〜
6.幕末動乱の西 〜京都と新選組〜
7.幕末動乱の東 〜天狗党と新徴組〜
8.エピローグ 新時代の幕開け



いつものように、2階の小会場からの始まりです。
「プロローグ」「動揺する幕末日本」では
ペリー来航前後の日本国内情勢についての展示です。


海外からやって来る外国人達に太刀打ちすべく、
幕府の海防政策として、各藩が沿岸を警備する様子や、
オランダ式の銃術を取り入れ調練していく様子が
興味深いです。


ここでは、高島流砲術の
高島秋帆の展示が目を引きます。
高島流砲術は、
日野でも何度か演武が開かれていますね。
ですから馴染み深くて
じっくり見させていただきました。


関流大筒(900目玉筒・250目玉筒)も
展示されていましたが、
あれってどうやって撃つのか知りたかったな。
(学芸員さんに尋ねるの忘れた^^;)


「鎖国から開国、そして桜田門の変へ」は
水戸藩の話。「幕藩体制の揺らぎ」は板橋宿などの
関連資料が並びます。


私が興味を持ったのは、月岡芳年の錦絵
『愛宕山集合之図』です。
1860(万延元)年3月3日の早朝、
井伊直弼暗殺の為に、芝の愛宕山に集合した
浪士たちを描いたものです。


「月岡芳年が気になる絵師だから」
という理由だけではなく、愛宕山は私も以前
訪れたことがある場所なので、
より臨場感があって印象に残ったのです。


「動乱の時代へ」「幕末動乱の西」は
よく知っている浪士隊の結成と
新選組の活躍する京都の話なので、
今までにも見たことがある展示が続きます。


いつ見ても嬉しいのは「沖田総司の手紙」ですね。
今回は1866(慶応2)年の宮川音五郎宛ての
手紙が展示されていました。
そうです。「沖田総二」と署名された手紙です


他にも宮川信吉が宮川惣兵衛に送った
慶応3年6月24日の手紙が気になるところでした。
(その理由は後ほど)


「幕末動乱の東」「エピローグ」は
天狗党や新徴組の話など。
壬生藩の史料は見たことがないものばかりでしたが、
新徴組については、こちらの歴史館でも以前から
展示していたものだったので、見慣れた感じでした。


あっ、でも、ここにも錦絵があって、
芳年のではありませんでしたが、
興味深い図柄でしたよ。


そして最後に登場したのが「土方歳三肖像写真」


話によれば、所蔵者のご先祖様が
明治34年に北海道旅行の際に入手した
と伝わるもので、現存する土方歳三写真のうち、
最古の全身像写真とのことです。


しかも期間中7日間だけ
実物写真が展示されるのですが、
その日はちょうど実物写真の展示日でした。
ラッキー♪


本当は先週のうちに、
ここに来るつもりでしたが用事で来られず、
今日になったのですよね。でもそのおかげで
こうして実物が見られましたよ。
(他の日はレプリカ展示)


その写真なんですけど、
ガラス版の写真で、ホント、貴重な感じです。
当時おみやげがわりに売られていたものを
偶然にも入手できたのではないか
とのスタッフさんのお話でした。
(はっきりしたことはわかりませんが)


もう一つ、私が気になったのは、
この所蔵者のご先祖様のこと。
実は前述の「宮川信吉の手紙」の所蔵者も
聞いてみたら同じ方だったんですよね。


この方と、宮川家や土方家との関係が
すごく興味のあるところ。話によれば
土方家とは関係があるようなんですが。。。


そんなわけで、調べてみたいことが
また増えました。
興味は尽きませんね〜


今回の展示については、土浦市立博物館や
壬生町立歴史民俗資料館所蔵の史料は
見たことがないものが多かったので
良い体験をさせていただきました。


そして、新選組史料は何度見ても嬉しいので、
またの機会を楽しみにしたいと思います。


今回の展示は共同企画なので、
7月26日からは壬生町立歴史民俗資料館で、
10月4日からは板橋区立郷土資料館での
展示もあるそうですよ。


会場によっては展示品が変わるようですが、
興味があったら、そちらにも行ってみてくださいね。
日野では来週までやってます。
土方歳三全身写真の実物も、あと2回
7月12・13日(土・日)に見られるようですよ
(各館でも7回見られるそうです)

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2014年02月16日

「描かれた新選組」展


前回お伝えした通り、
日野市立新選組のふるさと歴史館の
企画展のお話をしますね。その名も


描かれた「新選組」
〜漫画・アニメ等から見た新選組イメージとファン〜

平成26年1月15日(水)〜3月9日(日)

ただ今 開催中♪

描かれた「新選組」ポスター
描かれた「新選組」ポスター posted by (C)ルンちゃん



知り合いの少女たちが
「面白かったよ」と言っていましたので、
私も見学してみました。


これまでの「史実を追う」というスタイルから、
今回は視点をチョッと変えて
「漫画やアニメーションで描かれた新選組の歴史をたどる」
という、一風変わった展示です。


歴史館に入って、最初に目に入ってきたのは
「薄桜鬼」に登場するキャラクターたちの、
大きな看板です。


土方、藤堂、沖田らの、個別の看板なので、
好きな順に並び替えて、自分と一緒に
写真に写ることができますよ。
「薄桜鬼」のファンなら、
これはテンションあがりますよね。


受付が済んだら2階へ向かいます。
企画展は2階から始まりますよ。
そして、今回の構成はこんな感じです。


1.「新選組ファン」誕生前夜
2.新選組血風録の登場
3.「新選組イメージ」の確立
4.熱烈女性ファン・オタクの登場
5.大河ドラマと新選組ブーム
6.新選組創作の現在
7.新選組は何故愛されるのか
8.史実と創作を両方楽しむために



新選組が最初に創作物として
取り上げられた頃の話から始まります。


まずは、戦前の映画関連の資料や漫画など。
昔は今と違い、著作権については厳しくなかったそうで、
別の人が作り上げた架空の人物が、
他の人の作品に勝手に登場することもあったとか。
(許可なしコラボというわけですね^^;)


また、戦後の昭和30年頃には
新選組の人気は近藤勇だったという話。
その特徴がよくわかる、当時の映画が登場しています。


この辺りの映画は直接観ていませんけど、
有名な役者さんが登場していますよね。
「あー、こんなのもあったんだ」なんて、
いろいろ参考になりました。


その次は、司馬遼太郎の描いた「燃えよ剣」と
「新選組血風録」のお話ですよ。
それから、ふたつを原作にしたテレビドラマの話。
お馴染みの、栗塚旭さん主演のドラマです^^


今に続く新選組ブームの先駆けになったというべき
「燃えよ剣」と「新選組血風録」です。


展示の解説にも書かれていましたが、
登場人物たちのキャラクター設定が、
今の新選組作品に多大に影響している
といっても過言ではありません。


たぶん私の新選組のイメージも
少なからずこの作品に
感化されていることでしょう。


その後の展示は、
次々と登場した少年・少女マンガの話です。
昭和40年以降から現在までのコミックが
多数展示されていますよ。


そして展示は1階の一部に続きます。
こちらは、大河ドラマ「新選組!」で
使用されていた小物など。


いつも事実を追求するための
史料が並べられているガラスケースの中に、
映像で使用した手紙等(=ニセモノ)が
きちんと展示されています。


もちろん、見る人に間違われてはいけないので、
きちんと大きい文字で、本物ではないことを
表示していました。


他には、新選組が登場した
ゲームの話や舞台のお話。
そして最後は、現在連載中の
新選組の漫画の話でまとめられていましたよ。


初期の頃のは、さすがに知りませんけど、
昭和40年代以降は知っているものも多く、
まるで自分の新選組暦をたどっているようで、
とても親近感が沸きました。


というか、私が現在持っているコミック等と
かなりダブっていたので、
「こういう展示なら、自分もできそう」
なんて思ってしまいましたよ。


ただしこの企画展は展示だけではなく、
新選組が漫画やアニメの題材として親しまれる要因を、
しっかり分析もしています。


それらの分析については、
納得部分も反論部分もありますけど、
こんな風に新選組ファンについて取り上げられ、
分析されるのは初めてでしたので、
企画としては面白いな〜と思いました。


今までとは、チョッと違った展示でしすが、
もしあなたも興味があったなら、
足を運んでみてくださいね

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