2015年01月13日

亀戸七福神めぐり その2


はい、本日も「亀戸七福神めぐり」のお話です。
ちなみに前回はこちら ⇒ 亀戸七福神めぐり その1


そしてコースはこんな感じですよ。
1.常光寺(寿老人) − 2.東覚寺(弁財天) − 
3.香取神社(恵比寿神・大国神) − 
4.普門院(毘沙門天) − 5.天祖神社(福禄寿) −
6.龍眼寺(布袋尊)



香取神社のお参りが終わって、
鳥居を出たら、路地を右へトコトコ歩きます。
視界が開けたなと思うと、
そこは次の普門院の駐車場付近でした。
 

4.普門院(毘沙門天) 
こちらのお寺は、文学に興味があるなら
ご存知かもしれませんね。
「野菊の墓」「隣の嫁」「春の潮」の著者
伊藤左千夫のお墓がある寺ですよ。


そして私事ではありますが、
我が家の母方の菩提寺がこちらなんです。
ですから子供の頃から、
このお寺には何度も足を運んでいます。
こちらには毘沙門天が祀られていて、墓参には
いつもこの毘沙門堂の前を通っていました。


普門院の毘沙門堂
普門院の毘沙門堂 posted by (C)ルンちゃん


せっかく立ち寄ったので、
ご先祖様にもご挨拶をして、
伊藤左千夫さんのお墓参りもしておきましたよ。
普門院のフルネームは「福聚山善應寺普門院」
真言宗智山派のお寺です。


などと書いていますが、
いつも「普門院」とだけ呼んでいたので
今回調べて、初めてフルネームを知ったのでした^^;

普門院にて
普門院にて posted by (C)ルンちゃん
なんか前に来た時より、いっそう
草木が茂っているような…



さて、普門院を退出した後は、
七福神めぐりをチョッと離れて、
「新板大江戸名物双六」の調査です。


この前「梅屋敷と臥竜梅」の記事アップをしましたが、
梅屋敷は、この普門院の近くにあったのですよね。
過去記事 ⇒ 梅屋敷と臥竜梅


梅屋敷稲荷 全景
梅屋敷稲荷 全景 posted by (C)ルンちゃん

           梅屋敷の碑と看板
 
      梅屋敷の碑と看板 posted by (C)ルンちゃん


「新板大江戸名物双六」に興味を持って
いろいろ調べていくうちに、
驚くような発見がいくつかあったのですが、
まさか自分の関わりのある場所近くにも、
双六ゆかりの地があったなんて、ビックリです。


もちろん私が生まれた頃には、
とっくに梅屋敷なんてなかったんですけどね。
でもこうして梅屋敷跡地を歩いてみると
なんとなくイメージが湧いてくるもんです


路地の入口に「のぼり」を発見し、
興味津々で道を進んでみたら
「梅屋敷稲荷神社」があったり、
臥竜梅の碑を見つけたり。


思いがけない成果も得られて、
やはり現地には足を運んでみるものと、
あらためて実感したのでした。
そして再び七福神めぐりに戻りますよ〜

路地から見るスカイツリー
路地から見るスカイツリー posted by (C)ルンちゃん
こういう風情もなかなかいいもんですね^^


5.天祖神社(福禄寿) 
推古天皇の時代に建てられた
ともいわれている神社です。
天正年間に織田信長の使者が
流鏑馬(やぶさめ)を献上し、
疫病が収まったことから「病気に効く」と
有名になったそうです。


天祖神社
天祖神社 posted by (C)ルンちゃん


その故事に関わりがあるのか、
ここのご朱印帳は
表紙がすごくカッコいいのです。
弓を射る立ち姿の人物の絵柄で、
弓道が好きな私には、気を惹くものでした。


本当はすごく欲しかったんですけどね。
でもご朱印帳はすでに複数持っていたので、
今回は泣く泣く諦めました。
たぶん新選組ゆかりの地だったら、
それでも迷わず買っていたでしょうけど。


6.龍眼寺(布袋尊)
そして気がつけば、もう最後の場所ですよ。
やはり1カ所少ないだけでも、
距離が短く感じますね。龍眼寺(りゅうげんじ)は
1395(応永2)年創建のお寺です。


創建時の住職も境内に萩を植えていましたが、
1770(明和7)年当時の住職も萩が好きで、
沢山の萩の木を植えたそうです。
季節になるとその萩を見ようと大勢の人が集まり、
いつしか「萩寺」と呼ばれるようになりました。


その様子は江戸時代の「江戸名所図会」にも載っていて、
当時の賑わいを感じることができます。
今の季節は花も見られませんが、それでも
七福神めぐりの人々が境内をのんびり散策していて
とても和やかな様子です。

龍眼寺の庚申塔
龍眼寺の庚申塔 posted by (C)ルンちゃん

このお寺には庚申塔もあるのですよ。
見たことのない形だったので
チョッと興味をそそられましたよ。
屋根の部分がないのですが、
初めからそうだったのか、それとも
途中で取ってしまったのか。

龍眼寺
龍眼寺 posted by (C)ルンちゃん

他にも塀が珍しいですね。
こちらの塀は板吹きでしたが、
板に短歌が彫られているのですよ。
このような壁は見たことがありませんでしたので
それが珍しくて、じっくり拝見しましたよ。


こうして6か所、7つの御朱印をいただき
今回も無事、ひとめぐり完了です

御朱印いただきました
御朱印いただきました posted by (C)ルンちゃん


今年は2年越しのインフルエンザを患い、
「快調な出だしの新年」とはいきませんでしたけど、
厄落とし(=病落とし)で七福神にお参りし、
体力も順調に回復しました。


2015年、
またいろいろなことがあると思いますが、
気も身体も健全に、そして年末には
「今年もよい年だったね」といえるような
1年にできればと思っています。


もちろんまだ見ぬ史跡にも
行ってみたいですね〜
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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posted by ルンちゃん at 23:54| Comment(0) | ・亀戸(2015) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月11日

亀戸七福神めぐり その1


チョッと遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
昨年は当ブログにお立ち寄り下さいまして
ありがとうございました。
今年もいろいろと新選組に関わっていくつもりですので、
どうぞまた遊びにいらして下さいね


さて今年も新年の恒例になりました
「七福神めぐり」のお話をしますね。


今年の訪問先は亀戸七福神です。
亀戸は私にとっては、浅からぬ縁のある場所です。
しかも今回は別に目的もありましたし、
チョッとした発見もあり、面白かったですよ。
では、そんな話も踏まえて始めましょう


まずはコースです。
1.常光寺(寿老人) − 2.東覚寺(弁財天) − 
3.香取神社(恵比寿神・大国神) − 
4.普門院(毘沙門天) − 5.天祖神社(福禄寿) −
6.龍眼寺(布袋尊)


香取神社には2神が祀られているので、
今回めぐるのは6カ所です。
歩いて1時間半ほどの距離とはいいますが、
私のことなので寄り道も多いです。
いったいどのくらいの時間がかかるでしょうね〜。
長くなりそうですので、2回に分けて
お話していきますね。

常光寺の本堂
常光寺の本堂 posted by (C)ルンちゃん


いろいろな歩き方があるようですが、
私はJR亀戸駅から一番近い
「常光寺」から始めました。
亀戸駅を北上し、蔵前橋通りを右折します。
そこから信号2個目辺りで左折し、
北十間川の手前にある常光寺に立ち寄ります。
駅からですと、だいたい15分くらいですよ。


1.常光寺(寿老人) 
門を入ると、ドーム状の屋根のある本堂があります。
その隣にある小さな祠に寿老人が祀られていました。
常光寺は西帰山常光寺で曹洞宗のお寺です。
737(天平9)年に建てられたそうで、
行基作の阿弥陀如来が祀られています。
江戸六阿弥陀巡礼6番目の霊場にもなるようで、
阿弥陀めぐりに訪れる方も多いようです。

常光寺の寿老人堂
常光寺の寿老人堂 posted by (C)ルンちゃん


こちらで色紙を購入し、最初のご朱印をいただきます。
ちなみに「亀戸七福神」めぐりでは、このように
色紙にご朱印を貰っていくというスタイルと、
七神を絵あわせ台紙にはめていく
ジグゾーパズルのようなスタイルのものの
2種類がありますよ。
お好きな方を選んで巡りましょう。


亀戸は押上からも、そんなに離れていないので、
歩いているといたるところでスカイツリーの勇姿を
眺めることができます。
常光寺を出て、スカイツリー方面に歩きます。


2.東覚寺(弁財天)
真っ直ぐ歩いて大通りに出る前に到着。
この間、7分くらいでしょうか。
境内全体が陽に当たって、
とても明るいイメージのお寺です。
その入口に弁財堂がありました。


東覚寺の弁財天のお堂
東覚寺の弁財天のお堂 posted by (C)ルンちゃん


こちらの弁財天は
とても姿がお美しいです。


東覚寺は、法号山東覚寺。
玄覚法印が1531(享禄4)年に
開山したといわれています。
もともとは不動明王がご本尊で、
亀戸不動として有名でした。
でも明治43年に深川の覚王寺と合併になり、
以来、大日如来がご本尊になったそうです。


大通りに出て、斜め前を見れば、
そこがもう香取神社でした。


3.香取神社(恵比寿神・大国神) 
香取神社といえば、武神としてよく武芸の道場に
掛け軸が飾られているイメージが強いですよね。
創建は古く665年。
中臣鎌足が東国へ赴く時にこちらへ勧請し、
太刀を奉納したのが起こりといわれます。


平将門の乱の時、追討使がこの地で戦勝祈願をし、
祈願成就された時にお礼にと弓矢を奉納します。
そのことから「勝負に勝つ」ということで、
スポーツの神様として知られるようになり、
今でもお参りする人が多いです。


この神社には、恵比寿様と大国様がいらっしゃいますが、
お参りの仕方が面白いです。それは恵比寿様と大国様に
お水をかけて、治して貰いたい部分を、タワシで
ゴシゴシ洗ってあげるのです。こうすることで
ご神徳をいただくのですよ

香取神社の水かけ恵比須
香取神社の水かけ恵比須 posted by (C)ルンちゃん


ですから、私も並んでゴシゴシと洗ってみましたよ。
私の後ろには女子高生のグループがいたので、
すごく賑やかなお参りでした。


ちなみに別の場所にお堂があり、
こちらにも恵比寿様と大国様が祀られているので、
そちらもしっかりお参りしましたよ。

香取神社
香取神社 posted by (C)ルンちゃん


香取神社には、もうひとつ面白い碑があります。
それがこの「亀戸大根の碑」です。
亀戸大根は江戸時代(文久の頃)から、
この周辺で作っている大根のことですよ。
白い部分が30センチくらいの小さな大根で、
浅漬けにして食べると美味しいと、
江戸時代や明治時代に盛んに作られたようです。

亀戸大根の碑
亀戸大根の碑 posted by (C)ルンちゃん


でもその後は宅地化が進み、栽培は
だんだん廃れてしまいました。
それでもかろうじて亀戸大根を栽培する農家さんが
いらっしゃるようで、葛飾区に3件の農家さんが
今でも作っているらしいです。


最近では、亀戸の商店街や町内会の皆さんが、
亀戸大根を復活させようといろいろ活動しているそうで、
近くの小中学校の校庭で栽培されるようになったそうですよ。


じつは亀戸大根は、昔から
多くの福をもたらすといわれていて、
「おたふく大根」とも呼ばれています。


毎年3月初旬には、香取神社で
「亀戸福分け祭り」も行われていますよ。
お祭り当日に神社に行くと、
亀戸大根を無料でいただけるので
「福分け祭り」と呼ぶようです。


他にも亀戸大根とアサリの入った
味噌汁などもお振舞いされます。
今度はぜひ3月に訪問したいですね〜

⇒ その2に続く

香取神社の鳥居
香取神社の鳥居 posted by (C)ルンちゃん

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